新しい紙幣が、20年ぶりに発行され、日本銀行鹿児島支店では新紙幣の搬送作業が行われました。
日本銀行鹿児島支店では、午前8時すぎの鹿児島銀行をはじめ、順次、取引先の金融機関におよそ340億円の新しいお札が引き渡されました。
鹿児島市では、さっそく新紙幣を手にした人もいました。
改めて何が変わったのでしょうか？
新紙幣の注目ポイント1つ目は、デザインです。
描かれている人物は1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に、5千円札は樋口一葉から津田梅子に、千円札は、野口英世から北里柴三郎に変わりました。
裏の絵柄も同様に変わっていますが、もう一つ、大きく変わった点があります。
誰でも利用しやすいようにと考えられた「ユニバーサルデザイン」というもので、外国人の方などにも分かりやすいように額面の数字を大きくするなどしています。
このユニバーサルデザインの導入が、今回の変更の大きな目的の1つです。
そして、もう1つの目的が偽造防止技術の強化です。
新紙幣には多くの偽造防止技術が使われています。
紫外線を当てるとお札の一部が光るなどこれまでと同様の技術もある中、新たに採用されたのが、3Dホログラムです。
角度を変えると肖像が正面を向いたり横を向いたりと変化する技術で、紙幣に採用されるのは世界初なんです！
このほか、「すかし」部分の肖像の背景に高精細なすかし、すき入れ模様が施されました。
しかし、注意してほしいことも！！
★古いお札は使えなくなる
★預けて頂ければすぐ交換しますよ
★紙幣の発行枚数を調査しています
実はどれも実際に警察庁が確認した「詐欺」なんです。
こういう言葉を聞いたら要注意！
詐欺かもしれないと疑ってください。
詳しくは動画をご覧ください。
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