加部ちゃんの演説で夢が覚醒すると同時にそのやりとりから部員のヤル気が漲るシーン、ユーフォで一番好きで一番泣けます 加部ちゃんが久美子に夢を託す時の「夢の気持ちが分かるからウチには説得出来へん」（うろ覚え）が二人の立ち位置的に咀嚼出来ずにいたのですがなるほどそう解釈すると凄くピントが合います、ありがとうございます 夢が久美子に相談している最中にクッキーを勧められた際、それまでの自虐地獄から一転して幸せそうにそれを頬張り「この後輩思ったより図太い」と久美子が思うという描写があり、この設定どこで回収するんだろと思っていたら加部ちゃん演説時の「眼鏡を下さい」からの「言うやん」でココか！となりました

三期が２クールならサイドストーリーとして回想シーンでやってくれるのではないか、と。やって欲しいね。

夢と加部ちゃん先輩の物語は、特典映像などで取り上げてほしいですよね！ なぜ、3期アニメでもこれほど夢のシーンがカットされているのか理解できないですね・・・。本番直前の加部ちゃん先輩の演説がクライマックスで1本仕上がりますよね。 夢は人前に出るのは苦手ですが、融和を重視しつつもホントに義理堅い性格ですね。

『六華高校マーチングバンドへようこそ』と合わせて『波乱の第2楽章』はアニメ化してほしかった原作ですね。 ただ『アンコン』チーム高坂のメンバーが『久美子3年生編』でのメインキャラクターになる予感はありますので、夢ちゃんの出番も多くなるのかなとは思ってます。 来年4月が楽しみですね♪

夢は、実は『幼子』麗奈なんです。 ユーフォには隠された物語があって、それは久美子が自身の『罪』と向き合い麗奈の『愛』を知るという、奇跡のような物語なのですが（→私のチャンネル概要欄を御参照ください）、アンコン見たことで「誓いのフィナーレ」関連部分（原作久美子二年生編の のぞみぞ以外の部分）の隠された意味が読み解けました。 その説明の前に、 このアニメで重要なのが、記号論です。色で隠された意味を示します。 　青=天の色 　緑=エンジェル 　黄=地上の人 　赤=久美子の内面か血筋 各主要キャラの目の色や髪飾りや眼鏡の色がこれらを示しています。 青緑の目の優子がエンジェル、大きなおリボンはエンジェルの翼でした。 そして記号論から逆に読み解けたのが、真緑の目に青いヘアピンの葵ちゃんが実は久美子の『守護天使』だということでした（びっくり！）。 で、葵ちゃんと同じく、真緑の目に青い飾りの(時がある)さつきも、実は『守護天使』なんですね。 さつきの飾りは赤や黄の時があり、赤は久美子の内面でもあることを示し、黄は黄色い目の葉月ちゃん（葉月の赤い髪飾りから、葉月も久美子！）との関係ですね。 ここから本題、 アニメ第二期で既に、未だ『罪』=嫉妬の心を持たない『幼子』 がキーワードとして隠された形で提示されています（「子供で何が悪いんです！」）。 そして、誓いのフィナーレ関連部分では、その『幼子』が横串となって物語が構成されています。各キャラを並べると： 　葉月=楽器を始めた頃の『幼子』久美子 　奏=成長した『幼子』久美子（今の久美子に繋がる実際の過去） 　美玲=成長した『幼子』久美子（久美子のあるべきだった過去） 　さつき= 美玲の守護天使としての『幼子』 　求=『幼子』○○○ ← 第3期までは㊙ 　夢=『幼子』麗奈 　友恵=『幼子』真美子 ← 真美子は実は原作者! 久美子は『守護天使』葵ちゃんと離れていて麗奈に対する『罪』の心を持ってしまった。久美子は麗奈の血筋による音楽の才能に嫉妬してたんです。それが全ての始まりです。 そこで、誓いのフィナーレで久美子が美玲に与えた智恵は 「守護天使さつきと離れるな！」 みっちゃんと呼んでもらう、そのことの隠された意味はこれなんです。 それで葉月・さつき・美玲が離れなくなった。そこが重要なんです。 久美子があるべきだった自身の過去を顧みる、それが誓いのフィナーレです。 そしてまた記号論に戻りますが、 天(青)と久美子(赤)の中間に居て公美子を導くのが麗奈です。 その目は、青と赤の中間の色、紫です！ 小日向夢は、目も髪飾りも紫、そしてメガネが青！ そう、小日向夢は『幼子』麗奈なんです！ 一方、加部友恵の目は赤！ 久美子のお姉ちゃん真美子の目も赤！ 原作者は、久美子のモチーフは後輩の女の子だと話されていますが、勿論その内面には曾ての御自身の内面を重ねてらっしゃる訳ですよね。 しかし真美子は、作品執筆当時の原作者・御本人そのものなんですね。 つまり加部友恵は『幼子』真美子=『幼子』としての原作者そのものなんですね。 この作品は、原作者の原点となった、原作者と御友人「麗奈」との関係を描いたものです（少なくともそう読み解ける内容です）。 原作者が作家として作品を作り続けることは、御友人「麗奈」から授かった『愛』に答え続けることであり、と同時に御友人「麗奈」に対する御自身の『罪』と向き合い続けることでもある、と読み解けます。(もう奇跡の物語なんです。) そして久美子二年生編では、『幼子』真美子=『幼子』原作者としての加部友恵が、一切の『罪』=嫉妬の心無く、『幼子』麗奈としての小日向夢を直接支えるんです。 つまりこれが、原作者にとっての、あるべきだった過去そのものな訳です。 小日向夢と加部友恵の絆には、そうした原作者と御友人「麗奈」に纏わる背景が隠されていたんですね。私もこの二人の意味が読み解けて驚きました。 （長文失礼しました。）