７月１日に大雨で土砂崩れが起きた滋賀県米原市では、住民が避難所で一夜明かしました。現場では復旧作業が始まっています。
　滋賀県米原市伊吹の土砂崩れ現場では、２日朝から重機を使って、土砂を取り除く作業が始まりました。１日午前１０時前に、米原市伊吹地区で土砂崩れが起きたことを受け、警戒レベル５にあたる「緊急安全確保」が出されました。けがをした人などはいませんでしたが、土砂は複数の住宅の敷地内に流れ込みました。一時、４０人以上が近くの小学校に避難し、一夜を過ごしました。
（避難した男性）「車庫にだいぶ水が入った。これから大変やなと、泥水ですから」
（避難した女性）「薬を忘れて来てしまって。めまいの薬なのでフラフラする」
　雨は午後から再び降り出す予報で、「緊急安全確保」解除のめどはたたず、小学校に避難していた住民はこのあと、宿泊施設に移動するということです.