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【目次】
0:04 あいつ (1975)/詞・曲:伊勢正三
4:01 夏この頃 (1974)/詞:伊勢正三、曲:山田つぐと
あいつ
歌:風、詞・曲:伊勢正三
雪の中一人の男が
山に帰っていった
ただそれだけの話じゃないか
あわただしい季節の中で
花束投げた あの娘の言葉が
こだまして帰ってくるけど
雪どけ水の音に消されて
また静けさがおとずれる
だからもう忘れちまえよ
あんなやつのことは
こんなかわいい人を残して
一人でゆくなんて
あいつがたとえ 想い出ひとつ
何も残さなかったのは
あいつにすれば せいいっぱいの
愛だったんだね
春が来たら 去年と同じように
また山でむかえよう
それまでにきっとあいつの 得意だった
歌をおぼえているから
…………………………
夏この頃
詞:伊勢正三 曲:山田つぐと
我が家では 何だかこの頃
静かな日々が 続いてる
山で死んだ あいつがいた頃は
とても にぎやかだったのに
白髪が増えた 親父も
将棋の相手が いないと
ふとぐちを こぼしたりする
この頃 僕もなんだか淋しくて
深夜放送を 聞いたりする
ゆうべどこかで あいつの好きだった
歌が かかっていたっけ
妹も 部屋にこもり
ラジオ聞きながら 泣いてた
好きだったんだね あいつのこと
通り雨過ぎた 後に残る
香りは 夏この頃
おふくろも 嫌いなはずだった
小犬を飼って みたりしてる
今朝早く 兄貴から
男の子が生まれたと 知らされた
夏の暑い盛りに・・・・