水際対策が緩和されて４か月が経過し、日本を訪れる外国人観光客も増加しています。福岡県内のインバウンドの人気スポットには、“コロナ禍”前に比べ、新たな変化が起きています。
■遠野キャスター
「到着口からは、スーツケースを持った観光客とみられる人が次々に出てきていて、空港は賑わっています。」
福岡市博多区にある福岡空港の国際線ターミナルは１４日、多くの外国人観光客でにぎわっていました。その中で目立つのが、韓国からの旅行者です。
■韓国人観光客
「コリア！ウィーアーフロムコリア。」
到着便を見ると、プサン（釜山）やインチョン（仁川）など、韓国からの便が目立ちます。行き先を聞いてみました。
■韓国人観光客
「温泉に行きたい。湯布院の温泉に行く。」
■韓国人観光客
「１日目湯布院に行って、２日目は福岡市内に帰ってきていろいろ回って、食べ物を食べたり、ショッピングしようと。」
韓国では九州の温泉をめぐって、福岡で買い物をするのが人気のようです。観光庁によりますと、去年日本を訪れた外国人観光客は約３８３万人と、前の年の１５倍以上に増加しました。
インバウンドと言えば、かつては中国が主役で、その“爆買い”が有名でした。“コロナ禍”前の２０１９年１２月、中国からの観光客は７０万人を超えていました。一方、日韓関係が悪化していた影響もあり、韓国からは中国の３分の１程度の約２４万８０００人にとどまっていました。
しかし、中国が水際対策を強化したことで、去年１２月は中国からの訪問客が３万３千人あまりに激減し、韓国からは約４６万人と、２倍近く増えています。その数字を表すように、福岡市内でも至る所で韓国からの旅行者の姿が見られるようになりました。
■遠野キャスター
「こちらは免税用のレジですが、ずらりとお客さんが並んでいまして、最後尾が見えません。」
福岡市のディスカウントストアでは、日本人を含めた客の約２割が韓国からの観光客です。外国人では韓国人が９割を占めます。
親子で旅行していた韓国人観光客にレシートを見せてもらいました。
■遠野キャスター
「長い！」
お酒やお菓子などを中心に５０点以上、１万８千円以上を購入していました。
■韓国人観光客
「家族や友達にプレゼントで買いました。有名だと聞いて来ました。」
“コロナ禍”前以上の盛況ぶりを見せる店もありました。
■松原記者
「現在１０時４５分です。お店のオープンは午前１１時なんですが、長い行列が早くもできています。」
福岡市中央区『福岡パルコ』にある『極味や』は人、人、人であふれていました。ほとんどが韓国からの観光客です。彼らのお目当ては、熱々の石で焼きながら食べるハンバーグです。韓国人の情報源は何か聞きました。
■韓国からの観光客
「インスタグラムで知りました。」
■韓国からの観光客
「（Ｑ．店をどうやって知った？）インターネット、インスタグラム。」
『極味や』は韓国では“コロナ禍”前からＳＮＳで有名で、人気スポットとなっていました。新型コロナウイルスの影響でインバウンドは激減しましたが、入国制限が緩和された去年１０月以降再び、客足が戻ってきたといいます。いまではインバウンドが日本人客を上回っています。この日も２４席すべてが韓国からの観光客で埋まっていました。
■極味や福岡パルコ店・吉住真理子店長
「いまはご来店のお客様は韓国のお客様が半分以上、もしくはそれ以上を超えます。（客足は）収まらないかと。いい意味で。どんどん上がっていくのでは思っています。」
徐々に回復するインバウンドですが、いまはまだ“コロナ禍”前の１割程度にとどまっています。今後さらなる回復が期待されます。水際対策が緩和されて４か月が経過し、日本を訪れる外国人観光客も増加しています。福岡県内のインバウンドの人気スポットには、“コロナ禍”前に比べ、新たな変化が起きています。
■遠野キャスター
「到着口からは、スーツケースを持った観光客とみられる人が次々に出てきていて、空港は賑わっています。」
福岡市博多区にある福岡空港の国際線ターミナルは１４日、多くの外国人観光客でにぎわっていました。その中で目立つのが、韓国からの旅行者です。
■韓国人観光客
「コリア！ウィーアーフロムコリア。」
到着便を見ると、プサン（釜山）やインチョン（仁川）など、韓国からの便が目立ちます。行き先を聞いてみました。
■韓国人観光客
「温泉に行きたい。湯布院の温泉に行く。」
■韓国人観光客
「１日目湯布院に行って、２日目は福岡市内に帰ってきていろいろ回って、食べ物を食べたり、ショッピングしようと。」
韓国では九州の温泉をめぐって、福岡で買い物をするのが人気のようです。観光庁によりますと、去年日本を訪れた外国人観光客は約３８３万人と、前の年の１５倍以上に増加しました。
インバウンドと言えば、かつては中国が主役で、その“爆買い”が有名でした。“コロナ禍”前の２０１９年１２月、中国からの観光客は７０万人を超えていました。一方、日韓関係が悪化していた影響もあり、韓国からは中国の３分の１程度の約２４万８０００人にとどまっていました。
しかし、中国が水際対策を強化したことで、去年１２月は中国からの訪問客が３万３千人あまりに激減し、韓国からは約４６万人と、２倍近く増えています。その数字を表すように、福岡市内でも至る所で韓国からの旅行者の姿が見られるようになりました。
■遠野キャスター
「こちらは免税用のレジですが、ずらりとお客さんが並んでいまして、最後尾が見えません。」
福岡市のディスカウントストアでは、日本人を含めた客の約２割が韓国からの観光客です。外国人では韓国人が９割を占めます。
親子で旅行していた韓国人観光客にレシートを見せてもらいました。
■遠野キャスター
「長い！」
お酒やお菓子などを中心に５０点以上、１万８千円以上を購入していました。
■韓国人観光客
「家族や友達にプレゼントで買いました。有名だと聞いて来ました。」
“コロナ禍”前以上の盛況ぶりを見せる店もありました。
■松原記者
「現在１０時４５分です。お店のオープンは午前１１時なんですが、長い行列が早くもできています。」
福岡市中央区『福岡パルコ』にある『極味や』は人、人、人であふれていました。ほとんどが韓国からの観光客です。彼らのお目当ては、熱々の石で焼きながら食べるハンバーグです。韓国人の情報源は何か聞きました。
■韓国からの観光客
「インスタグラムで知りました。」
■韓国からの観光客
「（Ｑ．店をどうやって知った？）インターネット、インスタグラム。」
『極味や』は韓国では“コロナ禍”前からＳＮＳで有名で、人気スポットとなっていました。新型コロナウイルスの影響でインバウンドは激減しましたが、入国制限が緩和された去年１０月以降再び、客足が戻ってきたといいます。いまではインバウンドが日本人客を上回っています。この日も２４席すべてが韓国からの観光客で埋まっていました。
■極味や福岡パルコ店・吉住真理子店長
「いまはご来店のお客様は韓国のお客様が半分以上、もしくはそれ以上を超えます。（客足は）収まらないかと。いい意味で。どんどん上がっていくのでは思っています。」
徐々に回復するインバウンドですが、いまはまだ“コロナ禍”前の１割程度にとどまっています。今後さらなる回復が期待されます。
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