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矢口はっぴー
高校【生物基礎・生物】の講義動画です。
●字幕を作ってあります(字幕ボタン[CC]を押すと表示されます)。
●動画を見た後は、必ず教科書等を使って復習を行ってください。この一歩が成績を大きく向上させます。
●noteに詳しい資料があります。
●動画は学習の補助に過ぎません。大学に合格するためには(そして、真に学問をするためには)、先生や友人や本と対話したり、問題を解いたり、わからないことを調べたりすることによって、自らの「学ぶ力」を向上させていく必要があります。
●はっぴーは犬の名前です。
●動画の説明欄に、詳しい補足が書いてあることがありますが、基本的に、学校で配布された教材に書いていないことは、覚える必要はありません。
●学習内容を丸暗記するのではなく、理解しようとしてみてください。丸暗記した知識は、すぐに吹っ飛んで消えてしまいます。生命現象を理解しようとする誠実な姿勢が、生物を得意科目にする鍵です。
●自分がしっかり学習内容を理解できたかどうかを確かめる良い方法があります。誰かに教える時みたいに、その内容を自分の言葉で説明してみるのです。
●僕の講義より、あなたが自分で感じたり、考えたり、調べたりしたことの方が何百倍も大切であるということを忘れないようにしなさい。
●ヒトに関する講義は、ホモ・サピエンス一般についてのものです。現実には、様々な個性をもつ人がいます(一般に、カタカナでヒトと書いた場合は、生物学上の人間を指す)。
●動画に関する全ての事柄について、報酬は得ておりません。
●生物学は自分には関係ない、などと思わないでください。何を隠そう、あなた自身が、生物物理学・分子生物学・生化学・細胞生物学・発生生物学・遺伝学・生理学・免疫生物学・社会生物学・進化生物学・生態学・宇宙生物学に関する膨大な研究成果の根拠、「生物」なのですから。
●目標に向かって頑張ることは良いことですが、無理をし過ぎないようにしてください。あなたの心身の健康以上に大切なものなど、この宇宙に存在しません。
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Пікірлер
@user-xs8yl3om6v
12 күн бұрын
ありがとうございます!
@user-ph9mn8lx8b
16 күн бұрын
わかりやすいです、!🎉
@jarousskyphilippe5831
19 күн бұрын
キアズマと不等交叉ってどう違うんでしょうか?
@yaguchihappy
19 күн бұрын
染色体間で部分的な交換が起こる現象を交叉(あるいは乗換え)と言い(高校では乗換えと呼ぶことが多い)、通常起こる交叉に対して、染色体が交換される部分が等しくないような交叉を、不等交叉と言います(不等交叉が起きると、片方の染色体に遺伝子が重複して入り、他方に欠失が起きます)。 対合した相同染色体において見られる、染色体が交叉している部分(教科書等で、染色体がX字状にクロスしているように描かれている部分)をキアズマと言います。 交叉は現象(染色体の部分的交換現象)の名前、キアズマは構造(交叉が起こった所で観察される構造)の名前です。
@user-wr9rl3gc8k
23 күн бұрын
はーー私が物理やってる間に生物の人たちはこんなことやってたのか… 大学で学び始めましたが難しいですね😅
@hrtkg55
24 күн бұрын
先生、すみません! 跳躍伝導についてですが、+、ーの逆転が伝わっていくのはあくまでも軸索の膜上ですよね? 軸索がシュワン細胞で覆われていても「+、-」は軸索上を伝わっていくのではないのでしょうか? ランビエ絞輪からランビエ絞輪へ伝導するというのがどういうことかわかりません。 「+、ー」がランビエ絞輪のところで軸索を伝わらずに髄鞘の表面を伝わっていくということですか? そして、その速さが軸索上を伝わる速さよりも速いということでしょうか?
@yaguchihappy
23 күн бұрын
跳躍伝導のしくみは少し複雑なので、高校生は、教科書に書いてある通り、ランビエ絞輪から次のランビエ絞輪へと飛び飛びに興奮が伝わる、と理解しておけば良いです。 神経細胞膜のすぐ内側とすぐ外側で、電荷を持ったイオンが膜を挟んで引き合っているわけですが、髄鞘は絶縁体であり、髄鞘の存在は、あたかも膜の厚さを増大させるかのように働きます。膜を挟んでプラスの電荷とマイナスの電荷が強く引き合うことができるのは、その膜が非常に薄いからです。したがって、髄鞘が存在する部分では、電荷が強く引き合うことができません(髄鞘のある部分で、膜内外で引き合うプラス電荷やマイナス電荷が描かれていないのはそのためです)。 また、髄鞘がある場所にはチャネルがほとんど存在しないので、軸索内を移動する電荷が外に漏れ出ることもありません(高い勢いを持ったまま、軸索内を電荷が直進します。まるで穴の空いていないホースの中を流れる勢いたっぷりの水のようです。電荷は素早く軸索内を移動し、次のランビエ絞輪に到達します。対して、無髄神経繊維における伝導では、電荷の流れは、あたかも穴がたくさん空いたホースの中を流れる水の流れのようで、高い勢いを保ち続けることが難しいです)。活動電位は、ランビエ絞輪からランビエ絞輪へ"跳ぶように"伝播します(跳躍伝導はスキップのようです。活動電位はランビエ絞輪の部分でのみ再生されます)。一方、無髄神経繊維における活動電位の伝播は"連続的"です(無髄神経繊維における伝導は競歩のようです。活動電位は1歩1歩歩みを進めるように伝わっていきます)。 ある程度物理学的な背景も明らかになっています。活動電位の伝播の速度は、(軸方向の抵抗)×(軸索の単位長さあたりの静電容量)に反比例することが知られています。静電容量は、絶縁層の厚さに反比例することが知られており、したがって、髄鞘の形成(絶縁層の厚さの増大)は、(静電容量)を減少させることで、(軸方向の抵抗)×(軸索の単位長さあたりの静電容量)の値を減少させます(活動電位の伝播速度は大きくなります)。
@hrtkg55
23 күн бұрын
@@yaguchihappy 先生、ありがとうございました! なるほど・・・という感じです♪ 「穴が開いている、開いてない」、「ホースの中を流れる水の流れ」の例え等、 ホント、わかりやすいです^^
@hrtkg55
28 күн бұрын
先生、すみません! 亜硝酸菌と硝酸菌は「別物」でしょうか? それとも「亜硝酸菌」がアンモニウムイオンを酸化することで自らが「硝酸菌」に変化するのでしょうか? 仮に「別物」だとしたら、亜硝酸菌と硝酸菌の2種類の菌を用いて2段階に酸化することの意義は何ですか? 亜硝酸イオンを亜硝酸イオンとして植物が利用することもあるのでしょうか?
@yaguchihappy
28 күн бұрын
別物です。 それぞれの生物群が、それぞれ別の無機物を酸化させて得たエネルギーを用いて生活しています(動物の排泄物を、分解者が利用したからと言って、わざわざあえて二段階で有機物を分解している、とは捉えないのと似ています。彼らがどのようにして生じてきたのかという進化的な側面は考察し得るでしょうが、そこに意図みたいなものはありません)。 植物は主に硝酸イオンとアンモニウムイオンを根から吸収して窒素同化に利用します(亜硝酸イオンは非常に反応性に富み、植物にとって毒性を持つことが知られています)。
@hrtkg55
28 күн бұрын
@@yaguchihappy 先生、ありがとうございます! 亜硝酸菌はアンモニウムイオンを亜硝酸イオンに酸化することで生活し、 硝酸菌は亜硝酸イオンを硝酸イオンに酸化することで生活していて、 たまたま植物は硝酸菌が生活を続ける上での「廃棄物(硝酸イオン)」を利用しているという理解でいいでしょうか? もう1点、仮に亜硝酸イオンが豊富な土壌環境であれば、亜硝酸菌が存在しなくても硝酸菌は生きていけるということでしょうか?
@yaguchihappy
28 күн бұрын
どちらも正しいです(ただし、厳密には、硝酸菌には様々な種類の生物が含まれ、その培養・生育条件についてはわかっていないことが多いです)。
@hrtkg55
28 күн бұрын
@@yaguchihappy ありがとうございます!^^
@user-ls1rx4dl7o
29 күн бұрын
どこにも説明がなくて分からないのですが、原腸陥入で内部に入り込むのは背側中胚葉だけですか?腹側中胚葉は原腸陥入の時にどうなるんですか?
@yaguchihappy
29 күн бұрын
予定腹側中胚葉領域もやがて陥入して胚の内部に入り込みます。結局、外胚葉の領域が胚の外側に残ることになります。
@user-ls1rx4dl7o
29 күн бұрын
@@yaguchihappy 中胚葉は胚の周囲をリング状に取り囲んでいると認識していますが、それは合っていますか。リング状になっているものが原口背唇部という比較的小さな穴に全部入り込むイメージが湧かないのですが…
@yaguchihappy
29 күн бұрын
原口ははじめは一本線の口のような切れ込みのようになっていますが、やがて横からも下からも陥入が起き、切れ込みは円形に近付いていきます(教科書や資料集を見てみてください)。細胞は円形になった切れ込みの所で折り返して内部へ入り込んでいきます(リング状に配置されている予定中胚葉領域の細胞達は、まさに輪っか状の切れ込みから折り返して胚の内部へ侵入していくことになります)。
@user-ho1ng8bh2v
29 күн бұрын
解糖ではどうしてATPが生産されるんですか? 電子伝達系をつかっていないのに。
@yaguchihappy
29 күн бұрын
基質レベルのリン酸化という反応が起きます(様々な反応の中で、ADPにリン酸が付加され、電子伝達系のしくみを用いずにATPが生成されます。酸素を用いずにATPを生成することができます)。有機物が分解され、得られたエネルギーによってATPが生成されますが、酸素を用いないため、有機物は完全には分解されず、得られるエネルギーは呼吸に比べて少量になります。
@user-ho1ng8bh2v
29 күн бұрын
@@yaguchihappy ありがとうございます。 例えば、グルコースがピルビン酸にまで分解される過程において、1.3ビスホスホグリセリン酸が3-ホスホグリセリン酸に変わるときに、リン酸基がADPに転移してATPが生じるといったことですね。
@user-ho1ng8bh2v
29 күн бұрын
解糖系の反応は、グルコースからピルビン酸ができるだけだと思っていたら、その過程でリン酸基の付加や離脱があったんですね。 納得しました。 ギブスの自由エネルギーで考えると、グルコースとピルビン酸のエネルギーの差が、ATPの合成量に関係していて、ピルビン酸と二酸化炭素と水の方が、エネルギーの差が大きいので、大量のATPができるということであってますでしょうか?
@yaguchihappy
29 күн бұрын
正しいです。ピルビン酸は依然として相対的に還元された分子であり、その炭素が3分子のCO2へ完全に酸化されると、大きなエネルギーの放出が可能になります。 (ただし、呼吸全体のエネルギー変化についてより正確に議論するには、たとえばグルコースがピルビン酸に変換される過程で生じたNADHの運命も勘定に入れた方が良いと思います。非常によく勉強なさっておられるので御存じかもしれませんが、グルコース内の化学結合に含まれていた自由エネルギーのほとんどは、解糖系やクエン酸回路で生じるNADHやFADH2に蓄えられます。電子伝達系では、これらの還元型補酵素を酸化することによってエネルギーが放出されています。厳密なエネルギーに関する議論は高校範囲を越えますので、詳しいことはぜひ大学で学んでください。)
@user-ho1ng8bh2v
29 күн бұрын
@@yaguchihappy ご丁寧にありがとうございました。 この分野は化学で学んだエンタルピーやエントロピーなどのエネルギー論とつながっていて、面白いです
@user-vg2qq6xg8z
Ай бұрын
神動画。。。
@user-tv7nn9wl7p
Ай бұрын
例えおもろすぎ🤣
@user-ho1ng8bh2v
Ай бұрын
質問させていただきたいのですが、NAD +をゴミ箱と表現するような表現力はどのようにして養ったのですか?非常にわかりやすい例えが多いなと感じているので、どうすれば例えが上手くなるか教えていただきたいです。よろしくお願いします。
@yaguchihappy
Ай бұрын
生物学的に正確ではない表現なので、必ず教科書も確認していただきたいのですが、たとえ話については、様々な生物学の本を読む中で、刺激をいただいております。また、授業中に生徒が僕より上手な説明をしたり、僕が考えたこともない感想を言ってくれること(まるで◯◯みたい、◯◯と似てる、など)もあり、助かっています。
@user-yg8yh1ds9k
Ай бұрын
色付けの標識方法がイマイチ分からないな〜
@yaguchihappy
Ай бұрын
手に入れたRNAに蛍光試薬を反応させ、各RNAが蛍光を発する(RNAが標識される)ように工夫します。
@user-yg8yh1ds9k
Ай бұрын
@@yaguchihappy ありがとうございます!
@jarousskyphilippe5831
Ай бұрын
体細胞分裂の定義は体細胞、つまり生殖細胞以外の細胞の分裂のことを指すのに生殖細胞の胚嚢細胞の分裂のことを体細胞分裂というのは正しいのでしょうか?
@yaguchihappy
Ай бұрын
正しいです。細胞分裂は染色体数が変化する減数分裂と変化しない体細胞分裂に分けられます。
@jarousskyphilippe5831
Ай бұрын
@@yaguchihappy染色体数が変化する減数分裂か変化しない体細胞分裂かという単純な分け方で良かったんですね ありがとうございます助かりました!
@jarousskyphilippe5831
Ай бұрын
持ってる問題集に眼胞と眼杯両方が形成体として表皮から水晶体を誘導するとあったのですが、眼胞のみならず眼杯も形成体として働くのでしょうか?
@yaguchihappy
Ай бұрын
まだ完全には解明されていませんが、そう考えてよいです(ただし、眼胞と眼杯の厳密な区別は困難です)。現在使用している教科書の記述に解釈を合わせるべきですので、教科書を確認してください(「眼杯」が形成体である、と断言しているような場合もあります)。 なお、一般には眼胞が、近くの表皮領域に働きかけ、肥厚させてレンズプラコードを形成させると考えられています(レンズプラコード:眼胞からの誘導を受けて、表皮が肥大した部分。レンズプラコードは内側に落ち込んで、やがて水晶体[レンズ]になる)。 岩波生物学辞典は、「レンズの原基となる表皮は…眼胞または眼杯からの誘導的作用のもとで形成される」としています。2015年発行のギルバート発生生物学では眼胞がレンズ形成の形成体であるとしています。
@user-cr3ov5uo2y
Ай бұрын
1年の学年期末にこれを身とけば良かった
@umawannalearn
Ай бұрын
矢口さんてめちゃめちゃ楽しそうに教えてくれるからほんとに生物学が好きなんだなぁと思いこちらも楽しいです 分かりやすくて大好きです これからも色々な動画を楽しみに待っています!
@hrtkg55
Ай бұрын
矢口先生の動画を活用し生物を楽しく学ばさせて頂いています。 ありがとうございます! 素朴な疑問ですが、 Z膜からZ膜までをサルコメアと言うのですよね。 で、アクチンフィラメントはZ膜にくっついているんですよね? くっついているのだとすると、筋収縮する時は(よく見る図で)左のZ膜にくっついているアクチンフィラメントは右に、右のZ膜にくっついているアクチンフィラメントは左に滑り込むのですよね? そうだとすると、筋収縮している隣のサルコメアのアクチンフィラメントの動きはどうなるのでしょうか? 弛緩する方向に動くように思うのですが・・・
@yaguchihappy
Ай бұрын
隣のサルコメアでも、同じような動き(滑り込み)が起こっています。すべてのサルコメアで同じような動きがなされるので、筋肉全体が縮むことになります(ただし、知らなくてよいことですが、サルコメアによって、収縮していたり、弛緩していたりする、すなわち、状態が異なるサルコメアが混在する可能性があるらしいとも言われています)。
@hrtkg55
Ай бұрын
@@yaguchihappy ごめんなさい、「すべてのサルコメアで同じような動きがなされる」というのが僕にはイメージできません。 一つのZ膜を二つのサルコメアで共有しているんですよね? だとすると、アクチンフィラメントがミオシンフィラメントに滑り込む時、 一つのZ膜を境に左側のサルコメアでは左方向にアクチンフィラメントが動き、 右側のサルコメアでは右方向にアクチンフィラメントが動くことになりませんか? おかしくないですか?
@yaguchihappy
Ай бұрын
サルコメア同士が固定されているので、筋肉全体が縮むと考えれば、おかしくありません(図が教科書や資料集や問題集にあると思いますので見てください)。フィラメント同士の滑り合いは相対的なもので、実際に変わるのは、それぞれのサルコメアのアクチンフィラメントとミオシンフィラメントの相対的な位置関係です(アクチンフィラメントが動くのか、ミオシンフィラメントが動くのか、という問いに意味はありません。視点をどこに固定するかによって変わります。実際には両フィラメントの位置関係が変化します)。 全てのサルコメアにおいて、(視点をそのサルコメアの中央に固定すれば)アクチンフィラメントがミオシンフィラメントの中央方向に動きます(その時、右に動いたとか左に動いたとか決めることはできません。どこに視点を固定するかで運動の向きは変わるからです。フィラメント同士の滑り合いは相対的なもので、どのサルコメアでも、アクチンフィラメントがとミオシンフィラメントの重なる部分が大きくなります)。結局、筋肉の外から見れば、筋肉の両端にあるサルコメア同士が近付く(筋肉が収縮する)ことになります。 筋肉全体で見れば(筋肉の外に視点を置けば)たとえば筋肉の左端の方にあるサルコメアのアクチンフィラメントは右に動きます(そのサルコメア自体が右に移動しているから)。しかし、そのアクチンフィラメントが存在するサルコメアの中央に視点を置けば、そのサルコメアにおいて、ミオシンフィラメントとアクチンフィラメントが重なる領域が増えています。あなたがそのサルコメアのミオシンフィラメントの中央に立っていたとすれば、アクチンフィラメントが近付いてきたように見えるはずです。そのサルコメア内でフィラメントの滑り合いがおきながら、そのサルコメア自体が右に移動しているのです(この宇宙では、すべての運動は相対的なものです。ボールが地面に落ちる時、ボールから見れば、地面が近づいてくるように見えます。それはそれで正しい見方です)。 リモコンの操作で自動的に伸びたり縮んだりする筒状のカプセル(卒業証書を入れる筒のようなもの)があるとします。そのカプセル同士を長く繋げて、いっせいに動かす(縮ませる)のと同じです。全てのカプセルがそれぞれ短くなります。カプセル同士はかたく連結しているので、カプセルを繋げたものは、全体として短くなります。
@hrtkg55
Ай бұрын
@@yaguchihappy 矢口先生、ご丁寧な解説、ありがとうございます!よくわかりました。 僕が「おかしい」と感じていたのは、一つのサルコメアとそれに隣接するサルコメアしか見ていなかったから「おかしかった(アクチンフィラメントが長さを変えずに逆方向に滑り込むなんてことあるのか?)」わけですね。 「筋肉全体が縮む」、「サルコメア自体が移動している」、あと、筒状のカプセルの例等でよくわかりました。 ホントにありがとうございました😊
@sayurishinano2370
Ай бұрын
この説明が一番わかりやすかった。お勧め。
@user-ho3zk3dp4l
Ай бұрын
今年浪人する者です。今月から生物を始めようと思うのですが、生物の教科書は買い変えた方がいいですか?
@yaguchihappy
Ай бұрын
今持っている教科書が、進化系統から章が始まるものでしたら、それが最新ですので、買い替えは不要です。細胞や分子から章が始まっている場合は、古い物ですが、それでも、大森先生や山川先生、田部先生の厚い参考書、図説などを使えば、対応可能だと思います(ただし、目指す大学によります)。ただ、もし手に入るのであれば、新しい教科書は手元にあったほうが良いです。 いずれにしろ、僕よりも、学校の先生のような、あなたの周りの指導者の方の方が、よくあなたの状況がわかっていると思うので、まずは周りの大人に相談してみてください。
@user-ho3zk3dp4l
Ай бұрын
返信ありがとうございます。そして説明不足で、すみません🙇 去年物理で受験したのを今年は生物に変更しました。勉強できる道具は親戚から譲ってもらった教科書一本のみです。これだけじゃ対応不可ですかね。
@yaguchihappy
Ай бұрын
問題集と、受験予定の大学の過去問はあった方が良いと思います。 しかし、繰り返しになってしまい申し訳ないのですが、僕よりも、まずは、あなたの状況をよく知る周りにいる大人の方に相談したほうがよいと思います。
@user-ho3zk3dp4l
Ай бұрын
返信ありがとうございます。ですね。周りの大人に相談してみます🙇これからも動画お世話になりますよろしくお願いします。
@jarousskyphilippe5831
Ай бұрын
一つのオペレーターにくっつく転写因子自体は一種類なんでしょうか?
@yaguchihappy
Ай бұрын
まだよくわかっていませんが、高校生はそう考えてよいです(特に問題文で条件が示されなければ、ある遺伝子の発現を制御する特定の塩基配列には、特定の転写因子が特異的に結合する[様々な転写因子が同じ配列に自由に結合することはない]と考えてよいです。現実には、複数の種類の転写因子の結合配列が重複しているようなこともあると考えられています)。
@user-sx8se5lu7k
2 ай бұрын
めっちゃわかりやすかったです!助かりました!!
@__-md3ul
2 ай бұрын
最高です!
@yka979
2 ай бұрын
テスト勉強中分からなかったのですが理解出来ましたありがとうございます!!
@user-wq9di4vd1h
2 ай бұрын
イケメンだな
@u_0827
2 ай бұрын
ありがとうございます😭ほんとに感謝です🙏🏻🙏🏻
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
水晶体の屈折率って変化しますか? とある問題集で遠近調節の仕組みについて、水晶体の焦点距離を変えるのであって屈折率を変えるのではないという趣旨の問題がありました。焦点距離が変わるのは理解できるのですが、ネットで調べると屈折率を変えるとか屈折力を変化させてピントを調節するとい記述が割とたくさんあるので屈折率が変わるのではないというのはいまいち釈然としません…
@yaguchihappy
3 ай бұрын
屈折"率"は変化しません。たとえば近方に焦点を合わせる時は、水晶体の厚さが増加し、水晶体の曲率(特に水晶体前面の)が増加し(すなわち、大雑把に言えば、水晶体の形が変化し)、水晶体屈折力が増加します。
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
@@yaguchihappy屈折率はあくまで素材が持つ固有値だから変わることはないが、屈折力は湾曲してる具合や厚さも加味した実際に光をどのくらい曲げられるかの指標の値ということでしょうか?
@yaguchihappy
3 ай бұрын
その通りです。正しいです。
@unison_hk
3 ай бұрын
医学部に入ったのですが、物理選択だったので苦労しています😭分かりやすい動画でとても参考になりました!!
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
中間径フィラメントの特徴としてほとんどすべての有核細胞にあると参考書に書いてあったのですが、逆に言うとアクチンフィラメントや微小管がない細胞というのはよくあるということなのでしょうか
@yaguchihappy
3 ай бұрын
アクチンフィラメントや微小管は広く真核細胞(動物、植物、菌類の細胞)において存在することがわかっています。
@user-xm5jj7jj4f
3 ай бұрын
なんで勝手に平均をとっても問題ないんですか?
@yaguchihappy
3 ай бұрын
アミノ酸の変化する速度が一定という仮定の下では、理論上、マグローウマ間の距離と、マグローヒト間の距離は、等しい値になると考えられるからです(ただし、現実には、進化速度は系統によって異なることがある)。測定値にばらつきがあり、どれかのデータだけ特に信頼できるという条件がない・どのデータも等しく信頼できる場合、一般に、より確かな値を求めるため、平均をとることがあります。
@user-xm5jj7jj4f
3 ай бұрын
わかりやすいです。ありがとうございます
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
高校生物ってなぜドメイン説ではなく五界説をベースに教えるんでしょうか 藻類は何々が含まれていて…とかコケ植物がシダ植物に進化して…とか勉強してても結局この分類は人為分類だから受験用の知識なだけで本質的な意味はないのかなあと思うと悲しくなるので何か意義を教えて欲しいです
@yaguchihappy
3 ай бұрын
日常生活と結びついて圧倒的に便利だからでしょう。3ドメインのみで分類を続けるのは大雑把すぎます。酵母もヒトもアメーバも似ているから同じ仲間だね、で終わりにするのは雑過ぎます。 かといって、現代の真核生物の分類を最初から正確に教えるのも厳しいと思います。僕たちやマツタケはオピストコンタ上界だよね、などと言ってもピンとくる高校生はいない。それに、今でも一般に分類に「動物界」や「菌界」の言葉は使用します。ヒトは動物界、マツタケは菌界に属する、と言っても、意味のない分類ではなく、まったく問題はないと思います。 コケ植物とシダ植物の区別が人為分類であるとは普通考えません(どこまで厳密な自然分類が可能なのかという議論は置いておいて)。確かに厳密に両者を定義することは難しいこと(厳密に生物のグループを定義することは、どのような分類体系をつくろうとも難しいことです)ですが、陸上植物のうち、維管束がない植物をコケ植物、種子をつくらず維管束をもつ植物をシダ植物と分類することは、両者を研究する上で、大きな意味があることだと思います(そのような分類は、ふつう、分子系統学的な研究の成果とも矛盾しません)。 たとえばワラビは、『岩波生物学辞典 第5版』では以下のように分類されています。 真核生物ドメインーバイコンタ上界ー植物界ーストレプト植物ー陸上植物ー維管束植物門ー大葉植物亜門ーシダ植物綱ーウラボシ亜綱ーウラボシ目ーコバノイシカグマ科ーワラビ
@TUBE5AC
3 ай бұрын
懐かしいねPpc、BuOH:AcOH:H2Oとか使ったな。40年以上前に大学生やってたおじさんだ。
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
光が当たると光受容体のフォトトロピンが暗部側にオーキシンを移動させる輸送蛋白質を並べ、それにそってオーキシンが移動しその周辺の成長を促進させることで正の光屈性が生じる、ざっくりとしたイメージだとフォトトロピンがオーキシンのための道を作るような感じで理解していたのですが、あっているでしょうか?動画だとフォトトロピンの話が出てこなかったのであってるのかちょっと不安です...
@yaguchihappy
3 ай бұрын
フォトトロピンが、オーキシン輸送体の配置(局在)を、具体的にどう制御しているのか、よくわかっていません(フォトトロピンは、細胞膜の細胞質側に結合している。フォトトロピンが光を受け、活性化されると、オーキシンを排出する輸送体のはたらきを阻害するようになるらしい。ただし、様々なことがよくわかっていない)。まさに現在研究が行われているところです。
@maron4979
3 ай бұрын
わかりやすい
@maromart222
3 ай бұрын
非常にわかりやすい動画で、勉強になりました。RNAiの仕組みの動画を、日本語で可愛いイラスト付きで説明してくださる動画は殆どないので、とても貴重です。ありがとうございました.
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
(多分)受験には関係ない素朴な疑問なのですが、これ見つけた人はアメフラシをつんつんして遊んでたら偶然見つけたんでしょうか? それともアメフラシの神経系がわかったから介在ニューロンの働きから尾に刺戟を与えたら鰓の動きに影響があるはずだと見立てが付いた上で実験してみたんでしょうか...?
@yaguchihappy
3 ай бұрын
最初にエラ引っ込め反射を観察した人はわかりませんが、ノーベル賞を受賞したカンデルが、学習・記憶の研究においてアメフラシのエラ引っ込め反射に注目し、その神経回路と伝達機構を解明した(できた)理由の一つは、アメフラシのもつ神経細胞の数が少なく、大きさがとても大きかったからです。
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
@@yaguchihappy なんでアメフラシなんてよくわからない生物出てくるんだろうと思ってましたが、唾腺染色体みたいな感じで観察しやすいんですね。ちょっと謎が解けましたありがとうございます!
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
展開液と抽出液で使う薬品が異なるのはなんでなんでしょうか
@yaguchihappy
3 ай бұрын
抽出液に使うものは、当然ですが、一般に、注目している試料中の成分が抽出されやすいものが選択されます。 展開液に使うものは、ろ紙にしみていく速度が遅すぎず、かつ、注目しているそれぞれの成分におけるRf値に違いが出て結果がわかりやすくなるようなものが選択されます。 どちらも、すでに様々な条件が検討されており、実際の研究では、過去の実験の結果・文献等をもとに、扱う試料ごとに、経験的に条件が検討・決定されます。
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
植物って中心体無いのにどうやって紡錘体形成してるんですか?
@yaguchihappy
3 ай бұрын
まだわかっていないことも多いのですが、中心体をもたない維管束植物では、分裂期前期~中期くらいの時期に、短い紡錘糸の集合から成る、極帽と呼ばれる構造ができることが知られています。この短い紡錘糸が発達して紡錘体の紡錘糸になると考えられています。
@jarousskyphilippe5831
3 ай бұрын
@@yaguchihappy ありがとうございます、なるほど代わりの構造がやっぱりちゃんとできるんですね!それにしても先生の動画で色々勉強させてもらってますが結構未解明なことも多いんですね、ちょっとわくわくします。
@rinrin_micky
4 ай бұрын
初めまして! 動画拝見しました。 とても分かりやすくて、聞きやすかったです。 今日は質問があってコメントしました! 下記の5パターンの血縁度を知りたいです。 パターン1(完全なダブルいとこ同士の結婚) 同父同母兄弟+同父同母姉妹の子供同士 雄一と雄二は同父同母兄弟。 圭子と美雪は同父同母姉妹。 雄一と圭子が結婚し、雄三が生まれた。 雄二と美雪が結婚し、雄四が生まれた。 雄三と雄四の血縁度は何%になりますか? パターン2(75%ダブルいとこ同士の結婚) 同父同母兄弟+同父異母姉妹の子供同士 正一と正二は同父同母兄弟。 明子と早苗は同父異母姉妹。 正一と明子が結婚し、正三が生まれた。 正二と早苗が結婚し、正四が生まれた。 正三と正四の血縁度は何%になりますか? パターン3(50%ダブルいとこ同士の結婚) 同父異母兄弟+同父異母姉妹の子供同士 一郎と次郎は同父異母兄弟。 加奈と由紀は同父異母姉妹。 一郎と加奈が結婚し、三郎が生まれた。 次郎と由紀が結婚し、四郎が生まれた。 三郎と四郎の血縁度は何%になりますか? パターン4(同父同母の兄と妹が結婚した場合の子供達の血縁度) 太一と美緒は同父同母兄妹。 太一と美緒が結婚し、長男の太二が生まれた。 さらに次男の太三が生まれた。 太二と太三の血縁度は何%なりますか? ここで私が気になるのは、通常の兄弟姉妹の血縁度と、両親が兄妹婚して生まれた兄弟姉妹の血縁度は同じなのか、それとも違うのかを知りたいです。 パターン5(異母兄弟ではあるが、お互いの母親が姉妹の場合の子供たちの血縁度) 博一と翔子と麻美は同父同母兄姉妹。 翔子と麻美は2人そろって博一と結婚した。 博一と翔子の子供は博二。 博一と麻美の子供は博三。 博二と博三は「異母兄弟」であり、いとこ同士(母親が姉妹のため)。 博と博三の血縁度は何%になりますか? このパターンの場合、異母兄弟なので通常の兄弟の血縁度の半分だと思います。 これにいとこ同士(母親が姉妹)の計算をどういう風に足す計算式なのかを伺いたいです。 大変お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします!
@yaguchihappy
4 ай бұрын
大学生でしょうか。ご自身でも考えてみてください。 パターン1 雄三の遺伝子を1つ選ぶ。 (1)選んだ遺伝子が雄一由来である確率1/2。雄二も同じ遺伝子をもつ確率はさらに1/2。それが雄四に伝わる確率はさらに1/2。 (2)選んだ遺伝子が圭子由来である確率1/2。美雪も同じ遺伝子をもつ確率はさらに1/2。それが雄四に伝わる確率はさらに1/2。 したがって雄三からみた雄四の血縁度は (1/2×1/2×1/2)+(1/2×1/2×1/2)=1/4 パターン2 正三の遺伝子を1つ選ぶ。 (1)選んだ遺伝子が正一由来である確率1/2。正二も同じ遺伝子をもつ確率はさらに1/2。それが正四に伝わる確率はさらに1/2。 (2)選んだ遺伝子が明子由来である確率1/2。その遺伝子が明子の父由来である確率はさらに1/2。その遺伝子を早苗ももつ確率はさらに1/2。それが正四に伝わる確率はさらに1/2。 したがって正三からみた正四の血縁度は (1/2×1/2×1/2)+(1/2×1/2×1/2×1/2)=3/16 パターン3 三郎の遺伝子を1つ選ぶ。 (1)選んだ遺伝子が一郎由来である確率1/2。その遺伝子が一郎の父由来である確率はさらに1/2。次郎も同じ遺伝子をもつ確率はさらに1/2。それが四郎に伝わる確率はさらに1/2。 (2)選んだ遺伝子が加奈由来である確率1/2。その遺伝子が加奈の父由来である確率はさらに1/2。その遺伝子を由紀ももつ確率はさらに1/2。それが四郎に伝わる確率はさらに1/2。 したがって三郎からみた四郎の血縁度は (1/2×1/2×1/2×1/2)+(1/2×1/2×1/2×1/2)=1/8 パターン4 太二の遺伝子を1つ選ぶ。 (1)選んだ遺伝子が太一由来である確率は1/2。かつ美緒にも同じ遺伝子が伝わっている確率はさらに1/2。その場合において、その遺伝子が太三に1つ以上伝わる確率はさらに3/4。 (我々がはじめに選んだ遺伝子がAであるとして、太一の遺伝子型がAB、美緒の遺伝子型がACである時、その子供である太三に1つ以上Aが伝わる確率は3/4。太三の遺伝子型がBCになる確率は1/4であり、それ以外の場合は太三にAが伝わるので、太三に1つ以上Aが伝わる確率は1-1/4=3/4) (2)選んだ遺伝子が太一由来である確率は1/2。かつ美緒には同じ遺伝子が伝わっていない確率はさらに1/2。その場合において、その遺伝子が太三に伝わる確率はさらに1/2。 同様に、 (3)選んだ遺伝子が美緒由来である確率は1/2。かつ太一にも同じ遺伝子が伝わっている確率はさらに1/2。その場合において、その遺伝子が太三に1つ以上伝わる確率はさらに3/4。 (4)選んだ遺伝子が美緒由来である確率は1/2。かつ太一には同じ遺伝子が伝わっていない確率はさらに1/2。その場合において、その遺伝子が太三に伝わる確率はさらに1/2。 したがって、太二からみた太三の血縁度は (1/2×1/2×3/4) +(1/2×1/2×1/2)+(1/2×1/2×3/4)+(1/2×1/2×1/2)=5/8 パターン5 博二の遺伝子を1つ選ぶ。 (1)選んだ遺伝子が博一由来である確率は1/2。かつ麻美にも同じ遺伝子が伝わっている確率はさらに1/2。その場合において、その遺伝子が博三に1つ以上伝わる確率はさらに3/4。 (2)選んだ遺伝子が博一由来である確率は1/2。かつ麻美には同じ遺伝子が伝わっていない確率はさらに1/2。その場合において、その遺伝子が博三に伝わる確率はさらに1/2。 (3)選んだ遺伝子が翔子由来である確率は1/2。かつ博一にも麻美にも同じ遺伝子が伝わっている確率はさらに1/4(選んだ遺伝子をAとすると、博一にAが伝わる確率1/2。かつ麻美にもAが伝わる遺伝子はさらに1/2。1/2×1/2=1/4)。その場合において、その遺伝子が博三に1つ以上伝わる確率はさらに3/4。 (4)選んだ遺伝子が翔子由来である確率は1/2。かつ博一には同じ遺伝子が伝わっているが麻美には伝わっていない確率はさらに1/4。その場合において、その遺伝子が博三に伝わる確率はさらに1/2。 (5)選んだ遺伝子が翔子由来である確率は1/2。かつ博一には同じ遺伝子が伝わっていないが、麻美には伝わっている確率はさらに1/4。その場合において、その遺伝子が博三に伝わる確率はさらに1/2。 (6)選んだ遺伝子が翔子由来である確率は1/2。かつ博一にも麻美にもその遺伝子が伝わっていない確率はさらに1/4。その場合において、その遺伝子が博三に伝わる確率は0。 したがって博二からみた博三の血縁度は (1/2×1/2×3/4) +(1/2×1/2×1/2)+(1/2×1/4×3/4)+(1/2×1/4×1/2) +(1/2×1/4×1/2)+(1/2×1/4×0)=17/32 間違っているかもしれませんので、ご自身で考えてください。
@rinrin_micky
4 ай бұрын
@@yaguchihappy ご返信ありがとうございます! はい、大学生です。 今から教えて頂いたものを整理してみます。 また不明な点は質問させて頂きたいと思います。 よろしくお願いいたします。
@yaguchihappy
4 ай бұрын
大変申し訳ありません。大学生の方からの質問は受けておりません(高校生からの入試問題に対する指導も、基本的に行っていません。ネット上では正確な指導が難しいと感じているからです)。 ぜひ、大学の先生や先輩、友人と議論し、生態学や遺伝学に関する本を読み、考えてみてください(もしかしたら計算したことのある人が少ない条件かもしれませんね。頑張ってください)。 それでは、失礼いたします。
@user-ij3qc2co1k
4 ай бұрын
ビビらりながらよく頑張ったね😊
@jarousskyphilippe5831
4 ай бұрын
不等割と不等分裂は同じ意味ですか?
@yaguchihappy
4 ай бұрын
不等分裂の方が意味が広いです。不等分裂は「サイズや内容物の異なる2個の細胞を生じるような細胞分裂」を指します。不等分裂は、卵割の時に起る不等割以外でも、卵形成の際に起こる減数分裂などで起こります。 「不等割」は主に卵割の時に使う用語で、「割球の大きさの不当な卵割」を指します。
@jarousskyphilippe5831
4 ай бұрын
@@yaguchihappy 不等分裂の例も挙げていただけたことで腑に落ちました。ありがとうございます!
@jarousskyphilippe5831
4 ай бұрын
凄く面白い授業でした。覚えやすく簡略化して話してる部分はきちんとそう言ってくれてストレスなく見れるし実際無理なく覚えられました。また、最近の研究動向なんかもざっくりとですが知れて楽しく勉強できました。
@user-xu2kb7ul6b
4 ай бұрын
分かりやすし
@user-mk4ri6fx8b
4 ай бұрын
今年浪人する者です。新課程では生物の内容はどのように変更されるのでしょうか?いろいろなところを見たのですがイマイチ分からなかったので教えていただけると幸いです。
@yaguchihappy
4 ай бұрын
学ぶ内容の順番が変更になっただけで、学ぶ内容自体はほとんど変わりません。 ・「発生」の単元が「遺伝子」の単元と合体しました。また、カエルやショウジョウバエの発生に関する遺伝子名や、遺伝子のはたらき方などが重視されるようになりました。 ・「遺伝子」の単元では、バイオテクノロジーに関する記載が増えました(教科書ごとに載せている実験に差があるので、資料集で一通り学習しておくと良いです)。 ・「進化」の単元が教科書の最初に移動しました。さらに、「古生代に〇〇が起きた。中生代に××が起きた・・・」という内容より、「自然選択」「遺伝的浮動」など、進化の理論に関する話を重視して学ぶようになりました。 ・「進化」の単元の中で「遺伝」について学ぶことになりました(遺伝の内容は基本的に変わりません)。 ・窒素循環が生物基礎から生物に移動になりました。 他にも、細かい変更がありますが、結局、教科書の記載がうすくなった分野も、入試では問われ続ける可能性があるので、資料集などを使った学習が大切です。 これから大変なこともあると思いますが、体調に気を付けて、焦らず頑張ってください。応援しています。
@user-mk4ri6fx8b
4 ай бұрын
@@yaguchihappyありがとうございます!矢口先生のおかげで生物が大好きになりました。もう3年ほどお世話になっております。初めて先生の授業を受けた時には本当に感動してこんなに面白い授業があるのかと心を動かされました。先生が異動された後もこのKZfaqの動画で日々学んでいます。毎度親身に受け答えくださりありがとうございます。本当に感謝しています。今後ともよろしくお願いします。
@hamacchochannel
5 ай бұрын
貯金の例わかりやすかったです。明日テストで点とります
@user-yf8kn2sv5m
5 ай бұрын
BUMPの藤原味ある
@SNAKE-dm1rp
5 ай бұрын
わかりやすい
@user-rf3qr4ik8h
5 ай бұрын
わかりやすい!ありがとうございます
@naturebioluv
5 ай бұрын
遂に国立の試験だー 生物がここまで伸びたのははっぴーさんのおがけです 生物は独学だったので本当にお世話になりました 本当に感謝です 明日は実力を最大限出せるように頑張ります
@yaguchihappy
5 ай бұрын
とんでもない、独学で勉強を続けてきただけでも凄いことです。頑張ってきてください。応援しています。
@user-mk4ri6fx8b
5 ай бұрын
病原体などの異物の時には、樹状細胞のMHC分子上に乗っている病原体由来のタンパク質を識別し、ヒト同士の皮膚移植などでは、MHC分子自体を識別しているとういことで合っていますか?(MHC分子上のタンパク質を識別する場合と、MHC分子自体を識別する場合のどちらもあるのでしょうか?という意味です。)
@yaguchihappy
5 ай бұрын
実は、どちらの場合も、MHC分子と、そこに結合した抗原ペプチド(病原菌由来であったり自己の細胞由来であったりする。MHC分子ごとにペプチドを収容する溝の形状が異なるので、そこに結合するペプチドも異なる)が、まるごと(セットで)TCRに認識されることが知られています(移植された細胞のもつMHC分子と、そこに結合した移植された細胞由来のペプチドが、まとめてT細胞に認識されます。つまり、T細胞は「MHC-抗原ペプチド複合体」を認識しています。ボール[抗原ペプチド]が挟まったグローブ[MHC分子]を、まとめて(グローブ-ボール複合体という大きな物体として)触って認識する(その形を捉えている)ようなものです)。
@user-mk4ri6fx8b
5 ай бұрын
@@yaguchihappy 結合するペプチドごとに、対応するMHC分子が異なるため、"抗原ペプチドを識別=MHC分子を識別"ということなのですね。ありがとうございます!
@yaguchihappy
5 ай бұрын
高校生はそう捉えてよいと思います。確かに、よく「MHCの違いが拒絶反応の原因になる」などと表現されます(僕もそのように説明してしまいます)が、実際にT細胞に認識されているのは、「MHC-抗原ペプチド複合体」の形の違いです。TCRは、MHC分子と提示されたペプチドの両方を認識しています(もっと細かいことを言えば、拒絶反応では、ドナー[移植片を供与する側]由来のMHCにドナー由来のペプチドが挟まったもの[ドナーに由来する細胞が提示している]をレシピエント[移植片を受け取る側]のT細胞が認識し活性化される反応と、レシピエントのMHCにドナー由来のペプチドが挟まったもの[移植片由来のタンパク質を食作用で処理したレシピエントの樹状細胞が提示している]をレシピエントのT細胞が認識し活性化される反応があることが知られています。詳しくは大学で学んでください)。
@user-mk4ri6fx8b
5 ай бұрын
@@yaguchihappy そういうことだったんですね!ありがとうございます
@user-ou7mx8wc8y
5 ай бұрын
矢口さんとkem biology さんは本当に神です わかりやすいし誤りがない