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埼玉県芸術文化祭2023地域文化事業
第16回地域伝統芸能今昔物語
―埼玉県熊谷市・伝統芸能の力―
令和5年11月23日(木・祝)
熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール
制作:埼玉県芸術文化祭2023地域文化事業 熊谷市実行委員会
撮影・画像撮影:株式会社バインドワークス
監修:熊谷市立江南文化財センター
あおぎりかい おぎえぶし「たけ」
07 青桐会 荻江節「竹」
青桐会は安井博親(荻江幸代)氏を会主として、山田流箏曲を主に、世代を超えた伝習と日々の錬磨を続けている。また、「古曲」と称される「荻江節」「河東節」の演奏と復元をはじめとする日本古来の演奏史研究を基礎として、現代に継承する試みを進めている。
荻江節は江戸時代中期に長唄の唄方を引退した荻江露友(不詳~1787)が、座敷での演奏の機会に、鳴り物を用いず、三味線のみで唄うことを始めたことから、この「荻江の節」を発端として「荻江節」の流れが確立された。現代に伝えられている荻江節の曲目は23曲のみで、この伝統音楽の真価を後世へと継承することが待ち望まれている。
今回演奏する「竹」は、松竹梅で語られる縁起物の舞踊に花を添える演奏として知られ、その優美な雰囲気の中に、まさに竹が伸び行くような力強さもある名曲です。荻江節伝承の第一人者、安井博親氏と、田村博子氏の三味線による演奏からは、荻江節の神髄とも表現できる繊細かつ情感ある声と音が美しく響いている。
地域伝統芸能今昔物語については「伝統芸能の世界」をご覧ください。
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作成:埼玉県熊谷市立江南文化財センター:埼玉県熊谷市千代329番地
熊谷デジタルミュージアムwww.kumagaya-b...