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ことし3月に営業を休止し、51年の歴史に幕を下ろした三重県の志摩マリンランド。休止から半年が経ちましたが、館内にはまだ海の生き物たちの姿が…。
「51年間ありがとうございました!」
(水族館職員一同)
ことし3月、1970年の開業から51年の歴史に幕を下ろした三重県志摩市の志摩マリンランド。
正面に設置されていた、志摩マリンランドの象徴、マンボウのモニュメントも、いまは姿を消しています。
500種類7000点の海の生き物たちも、全国の水族館や動物園に次々と「引越し」ていきました。
目玉展示だったマンボウはどこに!?。
「関東に一部行って、関西にも行っている。40年近くマンボウは飼育していた。長い付き合いだった」
(志摩マリンランド 里中知之館長)
そんな中、営業休止から半年が経っても、いまだに残っている生き物も…
「ペンギンと一部の淡水魚が残っている」
(志摩マリンランド 里中知之館長)
合わせて48羽いたフンボルトペンギンとケープペンギン。仲間たちは全国各地に引っ越していき、いまは25羽。この子たちの行先は近所の鳥羽水族館や関東の動物園だということです。
また、こちらは口元のヒゲがたくましい、国の天然記念物「ネコギギ」。三重県いなべ市と三重県内の水産高校などに引越しする予定。
同じく天然記念物の「ミヤコタナゴ」は埼玉県の水族館に、そして、東海地方にだけ分布する「トウカイヨシノボリ」は、三重大学の保護池にそれぞれ移される予定です。
これらの生き物たちは、全て10月いっぱいで、引っ越しが完了する見込みです。
一方、マリンランドのシンボル=マンボウのモニュメントは、休業翌日に重機で撤去され、いまは館内で横たわり休憩中…。
行先は、三重県紀北町の道の駅と決まっていて、新たなランドマークとして生まれ変わる予定です。
館長の里中知之さんは大学卒業後に入社。33年間、生き物たちと共に過ごしてきました。
「すべてのマリンランドに携わった人たちに感謝したい。(引っ越し先は)非常に実績のあるところばかり。そういった意味で安心している」
(志摩マリンランド 里中知之館長)
里中さんと、全ての生き物たちとの別れの日まで、あと1か月あまりです。
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