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強度の不安が生活にも影響する「不安障害」。パニック障害や社会不安障害など細かいタイプはありますが、基本的な症状は共通しています。
「映像で見る不安障害の症状3つ」を2分でまとめています。
監修:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
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映像で見る不安障害の症状3つ
今回は、映像で見る不安障害の症状3つです。
不安障害は、強い不安が続くことで生活にも影響が出る精神疾患です。電車などで急な不安や体の不調が出てくるパニック障害や、人前や対人場面で強い不安が出る社会不安障害など、出る場所や出方などでいくつかのタイプに分類されますが、基本的な症状はどの不安障害でも共通しています。
共通して出てくる症状は、次の3つになります。
①急な強い不安発作
不安障害では、苦手な場面や状況に反応する形で、急な強い不安発作が出ます。パニック障害でのパニック発作や、社会不安障害での人前での不安発作が有名です。ここでは緊張をつかさどる交感神経が強く緊張することで、精神的には強い不安や恐怖心を自覚し、身体的には自律神経失調症のような動悸や吐き気などのさまざまなからだの症状が急に強く発生します。そして不安障害では、似た場面や状況で同じような不安発作が繰り返し起こり、精神的にも強い負担になります。
②慢性的な不安
不安障害では発作以外にも慢性的な不安や緊張がしばしば発生します。代表的なのはパニック障害の予期不安で、また以前経験したような強い不安発作が起こるのではないかと慢性的に不安や緊張が続きます。その結果かえって発作が起こりやすくなったりストレス持続からうつ病などのリスクが上がってしまいます。
③回避
不安障害では、不安発作や慢性的な不安を避けるための自己対処として、その場所などを避ける回避がしばしば行われます。
回避によって一見発作などは起こらなくなり落ち着きますが、これは克服したわけではなく、例えば1年後に似た場面に遭遇すれば同じような不安発作が起きてしまいます。そして似た場面も含めて回避することが習慣になると、回避する範囲がどんどん広がっていき、生活範囲がどんどん狭まってしまい生活も制限されてしまいます。
不安障害のこれら3つの症状は互いに連動し悪循環になることが少なくありません。慢性化したり制限が強くなる前に、早めに受診などの対策をとることも選択肢です。
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【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。