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量産機としては世界最大の貨物機であるアントノフAn-124”ルスラーン”。1機のみの存在としてはAn-225”ムリーヤ”の方が大型ですが、日々、世界中を飛び回っている量産貨物機としては、まさに世界ナンバーワンの”怪鳥”だといえましょう。
そんなルスラーンですが、ジャンボなどを始めとした一般的な貨物機と比較し、とにかく出発までにいちいち時間が掛かるのはファンの間でも非常に有名です。滑走路上での”儀式”はもちろんのことですが、いざ機体がプッシュバックを始めてからも、滑走路に出てくるまでに結構長い時間が掛かってしまうため、撮影に訪れていたファンの方々の中には「とにかくトロ過ぎなんだよ!」という厳しい言葉が聞かれたことが何度かありました。本当に・・・残念。
そこで、なんとかこうしたルスラーンに対する汚名を返上できる機会はないかと考えていたのですが、ちょうど今回、800番台スポットが丸空きの状態でルスラーンの出発を見ることができるチャンスが巡ってきたので、約3時間をかけて徹底的に出発風景を追ってみることにした次第です。意外と知られていない”超ロングなトーバー”の秘密や、他機種とは異なるエンジンスタートのタイミングなど、(日本には滅多に来ないムリーヤにも共通した部分がありますが)日ごろはなかなか見ることのできないルスラーンの”素顔”に密着してみました。また、例によって出発前の”儀式”も行なわれましたが、この日はなんと離陸直前になって、成田ではA滑走路にしか下りることのできないA380が後ろから迫ってくる・・・という緊迫の展開に!そして、離陸準備完了の瞬間に出された管制官からの予想外な指示とは・・・? 30分間もの長い動画となってしまいましたが、ギリギリの状況の中で知恵を絞りながら離発着機をさばくタワー管制官の判断も合わせながらお楽しみいただける内容となっております。
なお、今回の動画につきましては、冒頭の着陸シーンなど一部分を除き、すべて航空科学博物館5階の展望展示室より撮影した映像素材を用いております。そのため、防音ガラスによりエンジン音などをほとんど拾えない上に、どうしても他の来館者の方々の会話を拾ってしまう状況でございますことから、この動画につきましては冒頭部を除いてすべてBGM挿入の形とさせていただいており、通常は同時に制作しているBGMカット版の方もございません。また、遠目のシーンを望遠でかなり寄って撮っているため、どうしても陽炎のメラメラで映像が濁ってしまう部分が一部に見られるほか、ガラス越しの撮影のため、映像の一部に映り込みなどがございますことを、どうぞご寛恕下さいませ。
BGM by Peritune
今回に関しては、上記のような理由により、BGMカット版のご用意はございませんが、代わりといたしまして、固定カメラにて同時に捕らえたルスラーンの出発シーン動画をご用意させていただきました。単調な動画ですが、緊迫の6分間をそのままノーカットで収録しており、それぞれのタイミングにつきましては概要欄にチャプターを貼り付けてございますので、必要な部分だけを掻い摘んでご覧いただくことが可能でございます。よろしければ、こちらの方もご覧下さいませ。
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