六代目　圓生師匠は淡々と噺を展開しつつ、小唄や踊りを絡めた芸であり，名人そのもの。比較される3代目金馬師匠は、現代的なエンターテイメントで、お客の心をがっちり掴む。 人により、好みの違いはあるが、落語の中興を築いた落語家。 この他、きら星の如く名人が当時はいた、とかで。今の落語家ではどうにも味気なさを感じる。

落語の教科書。素晴らしい！

圓生さんの子供の声って、３代目三遊亭金馬さんの子供の声にそっくりなんだよなあ。

名人でんな。❗

うまいけれど、この噺は三代目金馬師匠にかなわないと思う。人物のキャラがいまいちはっきりしない。特に頭の職人「べらんめえ調」の歯切れよさ、手習いの師匠の武家の勿体ぶった話しぶり、小僧さんの可愛さでは一歩ゆずる。もちろん、今の落語家が到底及ばない名人だし、　掛取漫才など圓生師匠にかなう落語家はいないが。