大事なところをまとめてもらい嬉しいですね。大和民族として大切なところです。

「欠史八代」などと言われますが、これは戦後になってそう言われるようになったようです。これといった事績が日本書紀に書かれていないからというのが主な理由のようです。だからと言って「実在性に乏しい」などと結論付けるのはあまりに短絡的だと思います。古事記・日本書紀編纂時に朝廷に伝わっていることは皇后と皇后の出身地くらいだったようです。人々の記憶に残るのはやはり争い事があった時のことでしょう。そう考えると、これらの天皇の御代は非常に平和な時代であったのだろうと思います。

半年で１歳、１年で２歳と数える点についてなのですが、 大祓詞を神社であげる時は、基本的に半年に１回としています。 その為、初代天皇や２代目３代目天皇など１００歳を超えられていた天皇陛下は、大祓詞をあげる６月と１２月に合わせて１歳２歳などと数えていたのではないかと思います。 また、古代日本には【数え年】というものが存在していました。 この【数え年】というのは、生まれた最初の頃に１歳としていました。 その為、古代の天皇陛下のご年齢も、現代のように生まれた最初の頃は０歳として数えていたのではなく、生まれた最初の頃を数え年として１歳と数えていたのではないかと思います。

(2:51)懿徳元年になってますね。ここは孝昭元年ですよね。

竹内睦泰氏が、中国の春秋歴を参考にしたから１年を２年と数えるようになったのではないかといった話をしてましたね。中国はともかく、古代の大王にとっては１年を長く感じるので、しっかり節目を区切ったかもしれません。

どうしても…この八代の解説は基本短くなってしまいますね…。 記紀よりも前にあったとされる書物があれば、もっと詳しくわかっただろうか…。