ガジェットラボのアーカイブ 「ゴジラ」1984 スーパーX のご紹介
日本の特撮映画1984年の「ゴジラ」に登場した陸上自衛隊の MAIN SKY BATTLE TANK/スーパーX です。冷戦下での核攻撃に備えるために首都防衛の移動要塞として開発された特殊VTOL機のスーパーXでしたが、東京に上陸したゴジラを制圧するために投入されました。高い耐熱性と強固な装甲を備えた機体は、ゴジラの放射火炎にも耐える性能でした。スーパーXは、高層ビルが建ち並ぶ西新宿での対決で、ゴジラ体内の核反応を抑えるカドミウム弾を発射し、ゴジラの動きを止めることに成功します。しかし、軌道発射核ミサイルの誤射により、落下回避の高高度核爆発を実施したことで事態は一変します。この核爆発によって発生した電磁衝撃波がスーパーXの操縦システムにダメージを与え、やむなく不時着。一方、ゴジラは着雷のエネルギーによって復活してしまいます。スーパーXは機体内回路の応急修理によって再び浮上してゴジラとの激しい戦闘を展開しますが、ゴジラの放射火炎への防御力は次第に失われ、ついに機内火災を起こして再び不時着。最後はゴジラが倒壊させた高層ビルの下敷きとなって破壊されてしまいました。