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鹿児島県の最南端に位置する与論島。「よろんとう」は通称で正式には「よろんじま」という。鹿児島から南へ約590km、沖縄本島最北端の辺戸岬から北へ21kmに浮かぶ隆起サンゴ礁の島。サトウキビ、野菜、花き栽培、肉用牛飼育が営まれている。最高所は97m、中心集落に茶花を始め9つの集落がある。高度成長期後の昭和40年代後半から島を訪れる若者が増加し、現在でも年間8万人が 、島の美しい自然を満喫しているという。(「シマダス」参考)
かつては琉球の一部だった与論島だが、薩摩藩に属した後は鹿児島県となった。琉球として沖縄と同じ文化を形成しつつも、以降異なる発展を遂げたため、沖縄とは似ているところもあれば違うところもある。それが与論島の面白いところだと思う。例えば、赤瓦が無い、RC造民家が少ない、高床式倉庫が残るなど。
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