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宿で一晩しっかり寝て、体力を回復させた3人は、村を散策しています。
岩のベッドのせいでカラダの節々が痛いと感じているのは気のせいなのかとユウシャは心の中で思いながら歩いていました。
カジヤはいつも通りの朝というような無表情な顔をしています。岩のベッドに慣れているのでしょう。
岩山に住んでいる人は皆んな岩のように体が頑丈なんじゃないかと思いました。
ユウシャもユミツカイも、小さな国の外へ出るのは初めてで、外の世界に人間がいることなんて知らなかったので、いろんな人と喋りたいと思っています。
村の中を歩きながら村人と会話をしました。
ユウシャが会話した男は、岩山に登って食べ物を探していたところ、金色のハートのチャームを落としてしまったみたいです。
この男にとって、金色のハートのチャームは命よりも大切なものらしく、すごく悲しんでいます。
モンスターがいなければまた岩山に登って探すのにと、嘆いています。
カジヤが喋った人物は、フクロウの森について話してくれました。
この岩山の村をずっと北に上がって、岩地帯を抜けたところで東に行くと、フクロウの森があるみたいです。
このフクロウの森に入ってしまったら、生きてフクロウの森から出られないので、ぜったいに入らないようにと、注意してくれました。
フクロウの森に竜巻が起こるとき、伝説のフクロウが1匹、産まれるという逸話があるそうです。
ユミツカイはすごく行ってみたいと興味津々です。ユウシャは絶対そんな危険なところは行っては行けないとユミツカイに注意しました。
ユミツカイは音楽家と話をしました。
岩山でモンスターと戦ったときにモンスターがフルートを落としていったのですが、そのフルートはこの音楽家の所有物でした。
モンスターに襲われてフルートを奪われたそうです。ユミツカイは音楽家にフルートを返してあげました。
音楽家はユミツカイにすごく感謝して去って行きました。
もっと他にもいろいろ知りたい2人は、さらに岩山の村の散策を進めます。
続く。