２０２２年１２月、鹿児島市で行方不明となっていた男性を見つけた警察犬に、鹿児島南警察署の署長から表彰状が贈られました。
カメラに興味津々のオスのシェパード。警察犬の「ドリル　オブ　トーヨーケンネル号」です。
ドリルは１２月、鹿児島市の畑に行き、行方不明となった８０代の男性の捜索に参加。
警察官が約１時間捜しても見つかりませんでしたが、ドリルは捜索開始から約２０分で、道路から２ｍほどの崖の下で動けなくなっている男性を発見したということです。
男性は、命に別条はありませんでした。
２７日、鹿児島南警察署の宇都英紀署長から「男性がいたのは人の目では見つけられない場所で、人命救助に貢献した」として、パートナーである県警鑑識課の福留明光さんとともに、表彰状とドッグフードが贈られました。
鹿児島県警鑑識課・福留明光さん
「表彰されてうれしい」
「嗅覚が優れている」
実は、ドリルはこれまで約９年にわたり、県警の第一線で活躍してきたベテラン犬で、行方不明者や事件の証拠品の捜索など様々な場面で活躍し、何度も表彰を受けています。
鹿児島県警鑑識課・福留明光さん
「２６日が誕生日で、１０歳になった」
記者
「いいプレゼントになりましたね」
鹿児島県警鑑識課・福留明光さん
「そうですね」
「今度も訓練に励みたい」
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