平昌冬季五輪に合わせて訪韓した北朝鮮芸術団「三池淵管弦楽団」が８日夜、五輪の氷上競技が行われる韓国北東部・江陵の江陵アートセンターで祝賀公演を行った。北朝鮮芸術団の韓国公演は２００２年８月以来１５年半ぶりで、地方都市では初めて。北朝鮮の指導者や体制を賛美する曲は避け、韓国の有名な歌謡曲なども披露されたとみられる。
　韓国統一省によると、舞台に立ったのはオーケストラと歌手らの１１４人で、韓国公演としては過去最大規模。三池淵楽団や金正恩体制になって結成されたモランボン楽団など複数の楽団で構成されているもようだ。
　８００人超が観覧。一般の応募による観覧者５６０人のほか、地元・江原道の住民や南北離散家族らが招待された。（出典・韓国文化体育観光省の共同取材団）【時事通信映像センター】
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