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オノマトペシリーズ第2回です。「"きらきらに光る"と言えないのはなぜ?裏に潜む統一理論」「オノマトペで詩人になる方法」「知識はなくても無意識に使い分けてるオノマトペのアクセント」などオノマトペの使われ方について考えます。
【補足】
6:43の複合語の規則については、『オノマトペ 擬音・擬態語をたのしむ』(田守育啓、岩波書店)をもとに話しましたが、こちらをご覧になったオノマトペ研究者・秋田喜美先生からの以下のコメントがありました。
>「サクサク揚げ」は「サクサクに揚げる」という結果のオノマトペなのに重複形が保存されていますね。網羅的に見たことはありませんが、「様態なら重複語幹が複合、結果なら語基が複合」という仮説は過剰一般化である可能性があります。
「ザク切り」が「?ザクザクに切る」ではなく「ザクザクと切る」から来ているとすると、「サクサク揚げ」と反対の反例(様態なのに語基が複合)ですね。
ほかにも、こんな例外が浮かびます。
○結果:重複複合
・豆腐と野菜の{とろとろ煮/?とろ煮}
・山芋の{ふわふわ焼き/?ふわ焼き}
○様態:語基複合
・(がぶ/?がぶがぶ)飲み
・{どしゃ/?どしゃどしゃ}降り
様態・結果の別に加えて、成立時期などが関係しているのかもしれませんね。
【目次】
00:00 質問が止まらない架空の外国人
4:24 「きらきら」と「ぴかぴか」の意味的な違い
13:52 オノマトペで詩人になる方法
17:06 エチエチ姉さんはどちらかというと結果
25:09 知らないのに使えてしまうオノマトペ
33:44 一般語へのなじみとアクセント
39:49 次回はオノマトペの「音」
【参考文献のリンク】
○オノマトペ 擬音・擬態語をたのしむ
amzn.to/3uAfR0j
○夜空はいつでも
最高密度の青空だ
amzn.to/3uwn8yf
○賢治オノマトペの謎を解く
amzn.to/3uvL3xM
◯オノマトペシリーズ文献リスト
docs.google.com/spreadsheets/...
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www.valuebooks.jp/bp/VS005884...
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