2024年6月28日、近鉄けいはんな線生駒―白庭台間において、大雨の影響で線路内に土砂が流入し、約2日にわたって不通となりました。
29日朝は長田―学研奈良登美ヶ丘間で運転を見合わせていましたが、昼前から長田―新石切間で運転を再開し、大阪メトロ中央線と直通してコスモスクエア―新石切間の折り返し運転が30日まで行われました。
今回は、そんな新石切での折り返し運転の様子を撮影した動画です。
中央線の堺筋本町駅から新石切行に乗車し、荒本駅で後続の列車に乗り換えて新石切に向かい、1本後の列車で長田方面へ戻りました。
新石切行という行き先は定期列車には存在しませんが、車両の方向幕、駅の発車標、大阪メトロの駅の自動放送は対応しています。
近鉄の駅の自動放送や車内自動放送は対応しておらず、近鉄の駅では簡易接近放送、車内放送は肉声で対応していました。
大阪メトロ中央線や、普段はワンマン運転の近鉄けいはんな線で車掌さんの肉声放送が聞けるのはかなり珍しいことです。
また、けいはんな線各駅の下りホームの自動放送は、馬場尚子さんが担当されていますが、簡易接近放送における「電車が」というパーツのみ、東大阪線時代のもとむらみちこさんの音声を使用していました。
新石切駅は島式ホーム2面3線の形状で、中央の2番線は折り返しが可能となっていますが、普段の営業運転に使用されることはありません。
そのため2番線を営業列車が発着する様子や前面展望は、極めて貴重な映像となります。
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