2021年、ホンダはRed Bull、マックス・フェルスタッペンらとともにF1を制した。メルセデス×ルイス・ハミルトンとの幾度にもわたるバトル、そして最終戦アブダビGPの激闘は、いまだに世界中のファンに語り継がれている。
現行パワーユニット規定のF1で、ホンダが世界の頂点に立つことができたのは“奇跡の燃焼”＝「高速燃焼」によるものだった。
従来の「火炎伝播燃焼」に比べて「副室ジェット燃焼」も燃焼速度を速くする技術に違いはないが、それでもでもＦ１でチャンピオンになるには不十分だった。
「火炎伝播燃焼」より速く燃えるのが「副室ジェット燃焼」だが、それよりもさらに速く燃えるのが「高速燃焼」なのである。
元ホンダF1パワーユニット開発責任者である浅木泰昭氏が
「東京で火がついたのに、大阪で火事が起きるようなもの」
と表現したその驚異の燃焼を動画で解説する。
さらに、詳しい解説は本誌『オートスポーツ』でお楽しみください。
オートスポーツ No.1585　2023年7月号（2023年5月29日発売）
発行：株式会社三栄／定価：1,200円（本体：1,091円）
【三栄オフィシャルサイト】
shop.san-ei-corp.co.jp/magazi...