美しいと言うだけで人目を引く…。御婦人達の嫉妬の目。美恵子の自信有りげな落ち着いたしっとりした姿。［ストーリー］にピッタリな朗読の声に聴き入りましたー。👋

この、上流階級の雰囲気がみなみさんの声で感じられるのが、いいですよねー❣️

あなたの朗読に惹かれて、年甲斐もなく、「化生のもの」「未亡人」聴きました、お陰さまで、作者「豊島与志雄」の傾向とか？ 解るようになりました、ロマンチックを、斜からみて、読者を、 引きるける、豊島与志雄、楽しいです。ありがとうー、 賢くなりました。

みなみさま、また新しい出会いをありがとうございます。楽しみに聴かせていただきます。

風遁の術や…

みなみさんの朗読、大好きです。 人物の演じ分けを さほどトーンや声色を変えずに自然になさるのがない素晴らしく思います。あざとさや変な癖が無いのも快いです。 内容がどうあれ、みなみさんの朗読には常にポジティブ感が残ります。 次のUPも楽しみです🎶

なまめかしいお声が　何ともいえません　文字が息づくようです

海渡さんの朗読に出会ってからは他のものを聴く気がしなくなってしまいました。朗読のうまさはピカ一です。その上素材のチョイスも秀逸で、これまで特定の作家に対して持っていた固定的なイメージを覆すような作品に出合うこともしばしば。いつも新しいリリースが楽しみです。

はじめまして 男と女はまったく別の生き物であることがわかる話、そしてそれを現し感じさせる朗読ですね。 朗読の受けて、私の女性観の反映も当然あり、、 男の純情～　というか単純さ、妻に打ち明けるという下りがそれを色濃くする、作者の意図？ 女のなんともいえない女ならではの未練のなさ、酷薄ともいえる、それを、みえこという主人公の個性に凝縮させている。 だって、ほかにしようがない、もうすんでしまったこと、明日は明日、 お声の質が見事にそれを表している、艶めかしくも艶やか、その声は、どこか、何かをいつも笑ているかすかなシニシズムを感じさせる、それはまるでこの女性そのものを感じさせる、その語らいも、 そしてその語らいは、見事におばの個性へと切り替わり、みえこは消える、、 女は魔物を改めて思い起こさせる海渡さんならではの朗読でした。

美しい未亡人を取り巻く自惚れ屋の哀れな男達の話？ 未亡人は男達の不幸など気にも留めない。 掴みどころの無い物語ですね。

こんなだらしない浅野に「各各然々」と打ち明けられたって、田舎の奥さんは不愉快で 迷惑なだけでしょうに、、、。浅野に度量があれば美枝子と恋仲になって、それは口が裂けても 誰にも言わず、天罰でも仏罰でもあの世で受ける覚悟をすれば良いのですよ。

化生とは菩薩の仮の姿の意味もあるそうですが、ここでは単に「ばけもの」なのでしょう。 美枝子はSMの気がある女性のようですが、若い浅野は全く対応ができません。哀れ。 浅野が星山を殴ったってそれに対して星山が復讐の嫌がらせでもすれば、噂が大きくなるだけなので星山には 不利ですから何もなかったことにするでしょうに、浅野は一人で大騒ぎをして去ってしまいます。 美枝子には噂なんかにびくともしないタフな愛人が必要なのです。　１箇所、「辞し去った」のあとに いきなり「浅野さん」と呼びかけて紅茶まで振る舞っているのは別の日であるはずですが、その説明がないので この作品は推敲がなされずに発表されてしまったのでしょう。しかし優れた作品であることには変わりありません。