デラホーヤは僅差の判定でシュトルムに勝ってWBOミドル級王座を獲得し、史上初の６階級制覇を果たした。 しかし、賛否のある判定でありミドル級の壁にぶち当たったことは明らか。 それでも５か月後の次戦でミドル級の主であるWBA(S)&WBC&IBF王者のホプキンスと史上初の４団体統一戦に挑んでいった。 シュトルムも実力者ではあるが、この内容ではとてもじゃないがミドル級の主にはフルボッコ負けだろうという予想が大半だった。 実際何もできずに悶絶ボディでのた打ち回ったが、不利を承知で逃げずに強者と戦ったことは流石ゴールデンボーイと言わざるを得ない。 キャッチウェイトはいただけないが。

ベストな体形、体重を考えさせられる。 デラホーヤが普通でパッキャオが異常なのかもしれないが、比べてしまう。

個人的にはレナードの5階級制覇よりも価値があると思う。

面白いのは後にスーパーウェルター以下に戻したときよりも引き締まっていて、バランスのいい体格をしていること。 ウェルター級だったはずの最後のパッキャオ戦のが余分な肉がついている印象。 やはり加齢が最大の敵か…。

どう見てもデラホーヤ選手6階級制覇ならずでしょ？！ 金儲けの為に人気者を作りたいのでしょうが、これは酷いですね。