この時代の人の心の深み、軽み、品の良さ、男女の会話の面白さが感じられる。現代のように上っ面の言葉に囚われることっもなく･･･。 荷風は不思議な死に方をした人だが、その文章には「洒落た暗さ」とでも言うべきものがある。朗読者の声に合っていると思います。

静かに繰り広げられる世界観に引き込まれました。 他人同士だからこそ、先生と恵美子さんとの微妙な距離感の上に成り立つ優しさ。 まるで二人芝居を観させて頂いていたかの様な、余韻に浸っております。 遠い昔、私が小学６年生の夏休み。 丁度小説の中の恵美子さんの様に、夏の終わり、一人の少女がお手伝いさんに雇って欲しいとやって来た事を思い出しました。 中学を卒業して、働き口を探していたとの話でしたが、どうもおかしいと、我が家で取り敢えず騙されたふりをし警察へ届けました。 数日後、ご両親が慌てて迎えに来られました。 新学期も近くなり、思うところがあっての家出だったそうです。 とても裕福なお家の、私から見れば美しいお姉さんでした。 海渡みなみさんの朗読を聴かせて頂き、あの時の事を鮮明に思い出しました。 恵美子さんも、彼女も、幸せであって欲しいと思うばかりです。 そして最後に。 海渡みなみさんの声を通しての先生の言葉一つ一つが、何とも魅力的で。 本当に素晴らしい朗読を、ありがとうございました。 まだまだ、余韻にひたっていたいと思います。 昭子

永井荷風さんの作品をはじめて聞きました。すごく気に入りました。朗読される方の声もニュアンスがあり素敵でした。

とても聞きやすい素敵な声ですね。 テンポも良く引き込まれてしまいます。

ありがとうございました😂初めて聞きましたけど、良かったです。😀朗読の声が、話し方の調子が素敵でした❤🎉

理想的な(家)気楽でダンスも習い、おまけに給金マデ頂き…。バンバンザイだわー。尋ねる何て…よほどお気に召されたよぅで…。大枚なお金が手に入り恵美子(純)なところもあったのですね…。👋

しっとりと落ち着いた語り口が作品に合っていると感じました。

いい声！

素晴らしかったです。見直しました！

台所太平記も聞いてみたくなりました。

終戦後まだまだ続いていた身分制度名残りのなか、それぞれの立場の幸せ感が素直に語られていると思いました、この辺の時代から、底辺に居た女の心境を林芙美子等などが底辺の方々の心境を取り上げてくれるようになったのですか?と。

永井荷風の小説は読んだことがありませんので、楽しく拝聴いたしました🙇‍♀️ 芥川賞受賞作をメインに読んでいますが、朗読も心身不調の際には良いですね✨ 永井荷風の世界観が分かる作品を感謝いたします😊

若い女中さんが男やもめに女中に入る・・・危険じゃないのかなあなどとハラハラしながら、朗読を聞き入ってしまいました。若くして天涯孤独になってしまった恵美子には、きっと他に生きる術を選ぶこともできなかったのだろうな。誰も信頼できる大人の男性がいない中、作家先生が道徳的で、恵美子にとっては、兄のような父のような初めて信頼できる存在となったに違いない。パトロンからの告白にも動揺せず、昔のことを恨んでも仕方ないとさっぱりと突き返す恵美子は、強くて魅力的な女性だと、作家先生にとって忘れられない存在になってのでしょうね。恵美子には、パトロンからもらったお金は全部自分自身に使って、1人で頑張って来た自分へのご褒美として贅沢を楽しんだことを願います。 朗読の技術が素晴らしく、画像付きのドラマ以上に自分の頭の中にお話の世界観が広がり、楽しめました。これからも楽しい朗読、よろしくお願いします。

心地よい声。気になったいた永井荷風いいですねえ。ありがとうございます。台所仕事をしながら洗濯物をたたみながらゆっくり美味しいお茶を入れて楽しんでいます。

永井荷風、やさしいねぇ、、

パトロンからもらった金で外套を買うと言った恵美子の声を聞いて、服を買う楽しさを思い出し元気がでました。ありがとうございます。

❤楽しかった

ありがとうございました　寝ようと思っておりましたしかし神様からのお告げ必ず聞きなさい‼️神さまからのお告げには素直に従わなくてはなりません。心地よく響く音色ありがとうございました感謝🙏申し上げます おやすみなさい　また明日❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤

人間の感覚というものは実にさまざまで、捉えどころがありませんね。あの時代ですと特に、 雇い主がお女中さんに手を出すことも珍しくなかったようです。歴史上の著名人がお女中に 手を出した実例もあります。怖いことで、女性の気持ちはどんなだったかと考えてしまいます。

モーパッサンの「水の上』からの繋がりで、一時期、永井荷風の作品を文庫本の手に入る範囲内でいろいろ読みました。この作品は、読んだことがありませんが、いつ頃の作品でしょうか。戦前、戦後、結構長い創作期間でさまざまな作品があると思います。長いこと小説の類いは読んでおらず、懐かしい気分で聞かせてもらいました。この作品もたくさんの作品の一つとして、とても趣きがあるものであると感じました。

永井荷風の私の記憶は、玉の井を舞台に娼婦・お雪と小説家の男・大江との恋愛を描いた小説『濹東綺譚』の新藤兼人監督の映画。荷風文学の最高峰といわれている。とても良い映画であったのを、この朗読で思い出した。

さすがの　作品

とっても面白く、一心に聞き入りました。 話の展開が読めず、次はどういった風になるのだろうと、興味津々で最後まで聴きました。

時代の変わり目なんですね。

みなみさま永井荷風作「女中のはなし」朗読ありがとうございます😊夏バテと右人差し指の故障でこの2週間ほど、臥せってました。少し元気が出て来てアイパッド開きました。一番にみなみさまの朗読拝聴できます。遅ればせながらありがとうございます。感謝です。

昨日から永井荷風の朗読を聞く。遅い昼飯どき。

保険も　あるでなしの時代　どうやって生き抜けるか考えさせられていた頃は？

荷風の女性蔑視が穏やかに表現されています。

BGMうるさい