大阪大蓮寺の法話シリーズ。今回のテーマは「煩悩」です。
「煩悩とは苦しみの原因である、そのため除夜の鐘で煩悩を打ち払う」とよく言いますが、
実は仏教には「煩悩即菩提」といって、煩悩を抱えたまま幸せになれるという意味の言葉があります。
そもそも、人間は煩悩の塊であるというのが仏教の認識です。
ただし、煩悩は絶対に悪だというものではなく、人間や社会が発展するエネルギーになることもあります。
煩悩自体ではなく、その元にある苦悩を打ち払うことはできれば、煩悩を抱えたままでも人は幸せになれるでしょう。
今回は煩悩とは何か、仏教ではどのように捉えられているかを解説しながら、
煩悩との上手な付き合い方についてお話しします。
#煩悩#仏教#法話#お釈迦様#ブッダ#大阪大蓮寺
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▼秋田光彦　プロフィール
浄土宗大蓮寺、應典院住職。パドマ幼稚園園長。
主な著書に「ともに生きる仏教」「葬式をしない寺」など。
仏教、福祉、教育、芸術などの幅広い分野で活動中。
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