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1997年 ロールスロイス シルバースパーturbo
ロールスロイス シルバースパーターボはSZ系のロールスロイス社の中の集大成と言って良いだろう。
ロールスロイスを代表するパルテノングリルはSZ系までは完全な手作りで後継モデルのシルバーセラフのプレス加工で作られたグリルとは繊細さが違う。
ちなみにグリルだけで購入するとなると100万円以上でフライングレディのマスコットだけでも30万円以上する(ちなみにベンツのマスコッのスリーポインテッドスターは5千円でお釣りがくる)
SZ系とは1980年から発売されたSZ系のロールスロイスは年式によって少しずつ改良が加えられてスパーターボとなると1997年以降の最終モデルにだけターボが搭載されている。
ベントレー、ターボR等はロールスロイスとの差別化をするために1980年代からターボを搭載していたがロールスロイスがターボ搭載したのは1995年の限定車のフライングスパーだけでカタログモデルとして販売されたのは1997年のスパーターボとなる。
ベントレー、ターボRには1997年式だとインタークーラーターボが搭載されているがロールスロイスのターボはロープレッシャーターボとなりインタークーラーは搭載されていない。
ちなみにSZ系のロールスロイスは1998年までの生産であるがターボが搭載されたモデルは僅かに限定車を除き2年間だけの生産となる。
優雅に走るロールスロイスにとってはそもそも6750ccの大排気量で必要十分だが顧客のニーズに合わせてターボモデルが出したと言えるだろう。
本来ターボ車の爆発的な加速は必要としないのであえてのターボを感じさせないライトプレッシャーターボの搭載と考えて良いだろう。
当時メルセデスベンツは6000ccV12エンジンで武装したSクラスが有ったのでそれの出力に対抗した処置だったのでは無いだろうかと推測する。
1997年 ロールス・ロイス「シルバースパーターボ」ディーラー車 左ハンドル
外装:「ロイヤルブルー」内装: 「スレート」コノリーレザー
1904年創業 ロールス・ロイス社の集大成モデル!
ライトプレッシャーターボは、ベスト・マッチ。
株式会社シーザー・トレーディング(caesar trading)
詳しくは、www.caesar.co.jp