映画の解説そのものに初めて深く感動しました。

歴史、宗教、哲学、芸術、政治あらゆる観点から複合的有機的に関連付けて分かりやすい解説がいつもながら素晴らしいですね。 高校生の頃に見た映画ですが、当時は重みのある雰囲気の印象だけで詳細な背景にまで思いが至りませんでした。 30年以上経て、ハントケさんのノーベル賞受賞を契機に種明かしを受けた感じです。

ブルーノ ガンツ 追悼で再見 若いころに一緒にこの映画を見た人は、もうそばにいないことが残念

懐かしい映画ですが　ここまで　掘り下げた内容が含まれていたことは知りませんでした。 ありがとうございます。 コロナ禍→多方面で分断される庶民の思いや暮らし→ベルリンの壁→そんな連想で　ここまでたどり着きました。同じ監督の「ことの次第」の薄暗い映像と「電話は唐突に知りたくないことを伝えにくる（・・違う表現だったかも💦）」のセリフが印象的。

2人で一つだったというラストの台詞もそこにかかってる

「ベルリン天使の詩」の説明大変感動しました。パウルクレーをリスペクトする一人ですが、ヴェンヤミンが天使の絵を購入したと黙読している。字幕スーパーも出ていないのですが。。音声も慎重に聞いてみたのですが、わかりませんでした。 ヴェンヤミンの著書を読まなければ、全くわからない、東西冷戦下の西ドイツの悲惨な状況だったんでしょうね。

とても深い意味が隠されてるのですね‼️ 素晴らしい映画ですね。

予習と併せて、非常に勉強になりました。 ちょうどユダヤの歴史を勉強しているところだったので、色々と繋がるものがありました。 また、奇しくも今、戦争が起こっているこの時期にこの映画を観ることか出来て、そしてこのような解説が聞けて、改めて感じいるものがありました。 今、本当に、天使があらわれて、このどうしようもない状況を救ってくれたら、そしてベルリンの壁が壊されたように、勇気ある人々の決断で争いがなくなることを祈るばかりです。。

町山さんは、…おそらく、…映画評論としての、淀川長治さんや、蓮實重彦さんの、…それぞれの、よいところを引き継いだ、類稀なる存在になると自分は、思いまーーす(^^)！