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3 жыл бұрын

清流と石垣、養蚕集落の里、群馬県甘楽郡南牧村シリーズ第１話。
群馬県甘楽郡南牧村は人口約1600人の村でその内６割が高齢者という事で、限界集落「消滅の危機にある自治体」とも言われています。国の重要伝統的建造物群保存地区への調査も行われたほど、伝統的な民家や石垣など日本の原風景が残る美しい村です。しかも東京からのアクセスも良く、山間地として比較的温暖で、冬季も雪は少なく、年間を通して過ごしやすい村です。
南牧村の中央を流れる南牧川は利根川水系の源流でもあります。水源の熊倉から東流し、馬坂川、星尾川、道場川、椚川、底瀬川、大仁田川、桧沢川、塩沢川など多くの清流が合流します。
集落は各川に沿って形成されています。南牧村は平地が少なく、山の斜面には石垣を組んだ段々畑の風景が広がります。また伝統的な大型の養蚕民家が山の斜面に建つ天界の集落も多くみられます
ちなみに県境を越えた南東に位置する長野県南佐久郡南牧村は「みなみまきむら」と読みます。
南牧村南地域の羽沢地区の途中にある宿場町のような集落「砥沢」。
地名が示す通り古くから良質な砥石の採掘で栄えた集落。
中山道の脇街往還「信州姫街道」の宿場町的な機能もあった砥沢には「南牧の関所」が置かれました。さらにこの地域の物資集散の要地として砥沢には殻市・九斎市が立ち、次第に在郷町の形態へと発展、造酒屋や商家が軒を連ねるようになります。
明治に入ると砥石の新鉱脈が発見され、販路は関東甲信越から東海地方まで拡大。
この頃が最盛期。
砥石採掘は昭和以降に減産しやがて廃山に。
また信州佐久地方と下仁田地方を繋いで発展した市場町としての機能は鉄道輸送にその役割を奪われ、砥沢は急速に衰退していくことになります。
砥沢のランドマーク、かつての造り酒屋『荒船』の小泉酒造場。
現在『荒船』の銘柄は甘楽町にある聖徳銘醸（株）が引き継いでいます。
ブログ記事：blog.ichiro-ichie.com/article/...
【群馬県甘楽郡南牧村の石垣養蚕集落を歩くシリーズ】
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Пікірлер: 20

@junko1728 2 жыл бұрын

見られて良かった。すごく癒されました。

@OizumiYakumoFILM 2 жыл бұрын

ありがとうございます！南牧村はいい場所です。

@user-ic3yp2du3s 3 жыл бұрын

3:50 シトロエン Hバン　が走ってる！？　すごい映像を見てしまいました！！

@OizumiYakumoFILM 3 жыл бұрын

毎週土曜日のお昼に南牧村の道の駅で鹿肉弁当を売っている移動販売車らしいですね。まだ営業中の姿は見たことがありませんが、南牧村最奥の間坂集落にいつも止まっています。

@isamu4994 2 жыл бұрын

南牧村は群馬県と長野県の県境にある。戦国時代には武田信玄が信州から上州を攻略するための軍事的に重要な街道が通る地域だった。そして武田勝頼が織田信長に滅ぼされたとき、勝頼の嫡男の信勝(当時16歳)が土屋山城守高久に伴われて落ち延びた村。武田信勝は、武田家と同じく新羅三郎義光を祖とする南牧村の羽沢城主市川四郎兵衛貞吉に匿われた。そして武田家の嫡流は市川の分家という立場で生き延びた。なお、大正3年の大正天皇祖奥井式典に際し信玄公に従三位を贈位することになった。位記宣明を受け取る信玄公の正統の子孫を決めるにあたり、市川家伝承の古文書、墓等が山梨県によって詳細に調査されたが正統と断定されるまでには至らなかった。また、武田家の金山衆も多く移り住んだため、見事な石垣が今でも至るところに見られる。江戸時代には軍事的重要拠点として徳川家の直轄地となり(入り鉄砲出女等)監視の関所が南牧村砥沢に置かれた。中山道の碓氷関所とは異なり厳しいお取調べが少なかった為、女性や善光寺参りの参拝者達に利用され砥沢宿は賑わった。この街道は上州姫街道と呼ばれた。人の往来も多く、天領で税も安く、質の良い砥石が産出され、かつ蒟蒻や葱も名産であったため非常に裕福な村であった。明治になると近隣に富岡製糸場が作られたため養蚕業で栄えた。また林業でも大いに栄えた。

@OizumiYakumoFILM 2 жыл бұрын

コメントと詳しい歴史の説明ありがとうございました。南牧村は廃村が囁かれている限界集落ですが、裕福だった時代の蓄えがある為、若者の村おこしに消極的だと地元の方が言っておられました。

@aiuv3n 2 жыл бұрын

随分遠くまで取材されるのですね！ア−カイブ見て驚きました。

@OizumiYakumoFILM 2 жыл бұрын

中国地方は好きなので集中して行きました。高速バスやサンライズ出雲などでアクセスは意外に良いのですよ。そろそろ四国・九州にも足を伸ばしたいと思います！

@masatanaka5584 2 жыл бұрын

財務省の門の石は、砥沢の石というのを聴いたことがあります。昭和の時代に歩いて長野県に抜けたことがあります。懐かしい風景です。

@OizumiYakumoFILM 2 жыл бұрын

コメントありがとうございます！信州姫街道を歩いて抜けられたとはすごいですね。おっしゃるとおり南牧村は石の宝庫です。財務省の正門の石は「くぬぎ石」で、砥沢よりももう少し下仁田寄り、南牧村の中心商店街のある「磐戸」地区で産出されたものですね。あと、僕の好きな星尾地区は巨大な「さざれ石」が星尾川と集落のあちこちにあって共存しています。「君が代」にある石ですね。僕も南牧村で初めて見ました。