ゲスト：　内田樹さん（思想家）
※全編ロケ収録のため、音声にお聞き苦しい部分がございます。ご了承ください。
今回のゲストは、思想家の内田樹さんです。いつも研ぎ澄まされた感性と鋭い視点で社会を切り取り、冷静にご自身の言葉で発信されておられる内田さんですが、今回も神戸市にあります内田さんの合気道・道場「凱風館」におじゃましてインタビューして参りました。
まず前半では、関西ではなぜ維新が選挙に勝ってしまうのか？について伺います。本当の話どころか全くの嘘だったイソジン会見、ウイルスから守れるはずもなく放置された雨がっぱ、巨額を注ぎ込んだインチキワクチン、ネコババ（代表）疑惑、持続可能でないプレハブ万博など、フェイクのオンパレード、不祥事、犯罪が相次ぐにも関わらず、これほどまでに劣化した勢力が選挙に勝ってしまう本当の理由とは？暮らしはひどくなる一方なのに、新自由主義的政治に吸い寄せられてしまうのはなぜなのか？内田さんは、閉塞感漂う社会における共犯的な共感が人気を呼んでいるのだとおっしゃいます。そしてその思想は、強者だけの社会を是とする「加速主義」に向かい、ファシズムにもつながりかねない危険な状態に陥るのだと言います。決してあって欲しくないシナリオですが、現実を直視し、私たちはもうだまされないのだと、強い意志をもって立ち向かう必要がありそうです。
そして後半では、「岸田内閣を打倒することができるのか？」と題して伺います。聞くふりだけで馬耳東風、さらに深刻なのは中身がない、そんな岸田政権を内田さんはどうみているのでしょうか？内閣支持率は極端に低迷するも、それなりに低空飛行ができてしまうのはなぜなのか？今、日本の安全保障は危うい状態にあり、それは軍事だけなく、食料、農業、原発など多岐にわたり、それら課題は米国の言いなり外交では解決できないのは明白です。内田さんには、囁かれる台湾有事を例に、国際社会での日本の立ち位置、ブランドをどう保っていくのかといった視点でもお話を伺います。最後に私たちが渇望する政権交代への道のりについて、内田さんの展望を伺います。どうぞ最後までごゆっくりお付き合いください。
00：03　前枠　TM～
02：58　前半　Jingle～
28：28　後半　Jingle～
55：39　後枠　ETM～
57：20　アナ尻　
60：00　曲尻　～F.O
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