Рет қаралды 9,922
硬化クロームメッキをメッキ屋にお願いすると25000円くらいの見積りだったので自作してみました。
硬化クロームメッキ
硬度 HV800〜1000
無電解ニッケルメッキ
硬度 HV 550 熱処理後 HV 950
無電解ニッケルメッキ液 100ml の作り方
80~90℃の熱水 約80mlに対して下記の量で薬品を溶かし、その後で全体が100mlになるように熱水を加えて調整したのものがめっき液となります。
硫酸ニッケル(II) 六水和物 2.5g
ホスフィン酸ナトリウム一水和物 2.0g
酢酸ナトリウム三水和物 1.0g
くえん酸三ナトリウム二水和物 1.0g
廃液の処分について
めっき液にはニッケルが含まれます。めっき液を安全に処分するためには処理剤を使用して液中のニッケルをめっき液から分離する必要があります。
水酸化カルシウムを処理を行うめっき液 100ml あたり 2.0~2.4g ほどを混ぜ合わせます。処理によって生じた沈殿物を液から分離するためにはフィルタとロートが必要になります。
フィルタにはレギュラーコーヒー用のフィルタが使用できます。目の細かい布(布ウェスなど)でも問題ありません。ロートには市販品のほか、大きめの飲料用のPETボトルの上部を切断したものなどでも十分に使えます。
ろ過した沈殿物はフィルタごとビニール袋などに入れ、燃えるゴミ(あるいは燃えないゴミ)として廃棄してください。ろ過した後の液体は水で2~3倍程度に希釈してアルカリ性を弱めてから下水などに流してください。
燃えるゴミとして出した場合でも結局は燃え残って埋め立て処理となりますので、結果的に燃えないゴミとして出したのと同じことになります。沈殿物は水に対して不溶性のため、埋め立て処理後に雨水などに溶けて環境に漏出することがなく、安全に処理できます。
国立医薬品食品衛生研究所などの国の機関の廃棄基準においても、ニッケル含有物を処分する際には、本品と同じ酸化沈殿法を用い、水酸化ニッケルとして分離して埋め立て処分するよう定められています。