お詳しいのですね！早良親王、中学生の時にハマって以来自分なりに色々調べたんですが、ネットでも書籍でもここまで詳細なエピソードにまでは辿り着けませんでした。仏像をリメイクする仕事をしていたなんて、初めて知りました。 わたしもこの事件は藤原内部の諍いの結果で、早良親王は被害者なんじゃないかなぁと思います。

@@adfghbv 西本昌弘さんという、宮内庁でも学者みたいなお仕事をされていた方の最近の本｢早良親王｣からの抜粋になります。 早良親王からすればご先祖さんに当たる当時の天皇が建てた寺院を改良するということを、ご本人がされていたみたいです。ご本人は当時その仕事を楽しんでいたのではないか、というような学説が書かれてありました。 寺院や仏像を修繕することで、ご先祖さんとの繋がりを感じていたのでは？とも本に書かれてありました。 私もなんだかそのような気がするという強い感覚があります。

@@user-fi6ls9tw2q 詳しく教えて下さりありがとうございます。その本、早速購入しようと思ったのですが現在海外に住んでいるので発送不可でした💦日本の実家に頼もうかなぁ。 元々世俗の政治や妻子を持つことには興味がなく、学問や芸術など好きなことに情熱を注ぎたかった人だったのかも…と思うと、何だか身近にいる人みたいというか、現代人に通じるものを感じますね。

@@adfghbv いえ、とんでもないです。私は早良親王について話すことが好きですので。 本を読んだのが１年ぐらい前のことですので、私の抜粋には誤りがあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。 ご指摘の通り、彼（親しみを込めて）は、元々は神様や仏様の世界が心地よく好きだったのですが、察するに、還俗にもそこまで抵抗はなかったと思います。本音はしたくなかったとは思いますが。 光仁天皇からすれば、推測ですが、自分の最も好きだった人との子でしたから、可愛がったのでしょう。だから、早良親王も父親からの指示に従いたかった、という想いがあったと思います。 しかし、還俗したことで、悲惨な目に遭ってしまい、恨みは相当だったと思います。 亡くなってから、｢自分は本当は皇太子になどなりたくなかったのに｣という思いが膨らんだのだと思います。空海聖人とも時代が重なるので 、空海聖人からもっと沢山のことも学べたはずで、その点が残念というかもどかしく感じます。 ネタバレになるので、内容は控えますが、淡海三船が、早良親王に言及している箇所が本の最後にあり、やはり神様、仏様の世界に親しみがあったのだと思います。 私も、自分のやりたいことと、それとは異なる宿命に翻弄される姿は現在の私達に重なると思います。 私は１年程前、確か台風が迫ってきている深夜、コンビニで寄った帰りに、日本の神様シリーズという本を手にとったのが出会いでした。中々、良い出会いでした。 なぜ、自分が早良親王にそれから惹かれたのかはよく分かりませんが、それから京都や奈良の早良親王ゆかりの場所を巡ったりしました。 私も今までつらいことが沢山あり、自分の姿と重なったのかと思います。

@@user-fi6ls9tw2q 中学生の時以来ずっと誰とも分かち合えなかった早良親王愛をこんなに語って下さる方とまさかKZfaqのコメ欄で出会えるなんて！他SNSだったら思わずDM送っていたと思います。 光仁天皇にとっては最愛の人との一番下のお子さんですよね？きっと可愛がったのでしょうね。桓武天皇の惨い仕打ちには政治的な動機以外にも積年の嫉妬もあったのかも…と思ってしまいます。 桓武天皇が早良親王の怨霊に対抗するため空海を通し最先端の仏教を取り入れようとしたという話をよく聞きますが、早良親王としては、怨霊としてではなく僧侶として空海と出会いたかったでしょうね。 わたしも何故早良親王にこれ程惹かれたのかはわかりませんが、中学生の時に歴史漫画にほんの数コマ出てきただけの彼にビビっときてしまい、調べまくり、当時はテストもそっちのけで彼のことばかり考えてしまい、これはもう恋愛感情じゃないかと自分で思った程でした。 でも、彼の人柄が細かく分かるようなエピソードにまでは辿り着けず、また早良親王の話ができる人にも巡り合えずにいたのでこのコメントには本当に感謝しています！KZfaqってDM機能ないですよね？←

三谷監督が次やるなら藤原仲麻呂をやりたいとおっしゃっているそうです。