障害のある人たちへの理解を深めてもらおうと、障害者施設の利用者の絵画作品などを紹介する展示会が、９日から所沢市役所で始まりました。
　２０１０年から続く展示会は、所沢市内にある７つの障害者施設の利用者が心を込めて作った絵画作品などが展示されています。
　発達障害のある３歳から５歳までの就学前の子どもたちが集団生活を送る所沢市立松原学園は、かき氷やクリームソーダを表現した作品を展示しています。
　クリームソーダは絵の具をつけたスポンジで氷を描き、シールで炭酸を表現していて、涼しげな作品に仕上がっています。
　「所沢市立きぼうの園」の青木眞弓さんの作品は、アクリル絵の具と和紙を使って描いたアジサイが躍動感とみずみずしさを感じさせます。
　この展示会は７月１２日まで所沢市役所１階の市民ホールで開かれています。
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