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「樟脳玉」
古紙回収をなりわいとする捻兵衛は正直者で気が弱いが愛妻家。その女房おきんがぽっくりあの世へ行ってしまい捻兵衛は商売にも出ずメソメソと泣きながら朝から晩まで仏壇の前に座って念仏を唱えている。人の不幸に便乗して小金の一つも稼ごうという悪い了見の二人組が捻兵衛の前に女房の幽霊を出して着物と金に気が残っているから浮かばれずに幽霊となって出ているのだと脅して寺へ納めてあげるからと言いくるめていただいてしまおうと・・・
六代目 三遊亭 圓生
落語家としてデビューした子供の頃に、他の落語家の高座を盗み聞きするだけで(稽古をつけられなくても)覚えていった噺も多いという。個人の持つ演目数としては、落語史上でも最多だったのではないかと言われている
古典落語・新作落語の別を問わず人気先行で芸を磨く事を怠る芸人を嫌い、草花は綺麗だが1年で枯れるしそればかりでは花壇になってしまう、日本庭園の松の木のようなしっかり磨いた芸を育てなければ、と語っていた
1978年に、日本の江戸落語の団体である落語協会において、当時の会長5代目柳家小さんらが行った真打大量昇進に対して、前会長で最高顧問の6代目三遊亭圓生がこれに反発する形で落語協会を脱退して一門弟子を連れ新団体の落語三遊協会を設立した
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#落語 #樟脳玉 #圓生