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今回は「失敗の本質」を取り上げます。
戦争の悲惨さを私達は勉強してきましたが、日本軍の組織の欠陥はあまり知られていません。
本書では失敗の本質について「組織」にフォーカスを当てて日本軍の組織としての問題をえぐりだしています。
そしてこの問題は過去だけでなく、間違いなく現代でも起きています。
歴史小説家の司馬さんが、小説を書くキッカケとなったのは戦争体験から「なぜこんなに日本人はバカになったのか」と探求したことだったと、語っています。
司馬さんは幕末や明治の日本人を調べ、日本人とはを生涯研究し続けましたが、ついに昭和史についての本は書ききれませんでした。
戦後、日本は飛躍的に発展しましたが、かつて繁栄した大企業ほど現代では成長が著しくありません。
環境が大きく変化していく中で、変化に対応できない姿は当時の日本軍と重なります。
あの戦争で学んだことを今一度振り返る必要を強く感じるこの頃です
#太平洋戦争#失敗の本質#司馬遼太郎