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黒部峡谷鉄道は、今年(2021年)創業50周年を迎え、駅構内の掲示類や電気機関車のヘッドマークも「50周年記念」仕様になっています。一般客利用はそれより古く、1953年に(関西電力の路線として)始まっています。そんな黒部峡谷鉄道の車窓を収めてまいりました。
現在こそ、重連の電気機関車が13両もの客車を引っ張るまでになった黒部峡谷鉄道ですが、そのルーツは、黒部川流域での電源開発のために造られた「工事専用路線」でした。日本電力→日本送発電→関西電力と事業者は変わりましたが、実は現在でも、電力事業を支える交通手段としても機能しています。その証拠が、一般客向け列車の合間に運行される「工事列車」。ご丁寧に、宇奈月駅では発車案内標にも表示され、別途時刻表も掲示されています。
そして、現在(2021年時点)でも一般客を受け入れていないのが、欅平から先の「上部軌道(関西電力黒部専用鉄道)」。竪坑エレベーターやインクラインを介し、途中に「高熱隧道(岩盤が熱を帯び、現在でも平均40℃に達する)」が存在するなど、一般客を受け入れるにはハードルが高いのですが、鉄道事業法に適合するための改修を行い、2024年から、期間と人数を限定して(6~10月、通常年8,000人~気候等の条件がよい年は年1万人)、一般客を受け入れることになりました。
乗れるかどうかは抽選で決まると思われ、これを「一般的な公共交通機関」とみなすのはいささか疑問ですが、関西電力からすれば、「宇奈月ー欅平ー黒部ダムー扇沢」とオール自社資本でルートを形成できることになり、いくぶんなりともおいしい思いはできるのではないでしょうか。
だとしても、抽選に当たれば乗ってみたい路線ではあり、機会に恵まれれば、当地を再訪することになると思います。今度は温泉に入るなどしながら、ゆったり旅してみたいですね。
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蛇足ながら、当方、今回の乗車をもって、日本国内鉄道の全線完乗を達成いたしました。
今後は、「タイトル防衛戦(=新規開業路線の乗りつぶし)」に挑みつつ、テーマと余裕を持った鉄道旅を重ねていきたいと思っています。
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★ショートカット★
0:00 タイトル・宇奈月駅・車両
0:38 宇奈月→(柳橋)
7:49 (柳橋)→(森石)
17:49 (森石)→黒薙
24:38 黒薙→(笹平)
26:52 (笹平)→(出平)
35:22 (出平)→(猫又)
47:56 (猫又)→鐘釣
59:07 鐘釣→(小屋平)
1:08:53 (小屋平)→欅平
◇撮影日:2021年10月5日
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#黒部峡谷鉄道 #50周年 #車窓