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【概略】
患者さんから最近、HSPに関する問い合わせが多くあります
HSPとはHighly Sensitive Personのことであり、非常に敏感な人を指します。
誤解されがちですが、HSPは心理学者エレンアロンが1990年代に提唱した、性格特性のことであり、精神科で扱う病気ではありません。
検査を求められることもありますが、医療現場で行っているところはほとんどありません。。そもそも人口の15%ぐらいが当てはまるものであり、検査の対象になるのでしょうか? 無料のセルフチェックもありますので、それを利用してもらうといいと思います。
対処方法としては自分自身の特性を理解し、環境を整えたり、周囲の理解を得ることです。うつ病や不安障害を合併することも多いので、その場合は疾患に応じて治療を行います。発達障害と誤解されることもありますが、違う概念です。
【HSPについて】hsperson.com/
【検査について】hsperson.com/test/
こちらで検査できます
【対処方法について】
自分自身の特性を深く理解すること。
周りとの違いを理解すること
ストレスを感じる場所を減らし、落ち着ける場所を増やすこと
周りと比べて、自分の努力が足りない、と思わないこと
共感しすぎないこと
攻撃的な性格、自省しない人間がいることを理解すること(あなたとは全く違う!)
不安やうつについては、専門家の治療を受けること
カウンセリングを活用すること
【合併しやすい疾患と治療法】
不安障害:抗うつ薬が有効
パニック障害:抗うつ薬が有効
不眠症:睡眠薬の助けを借りることも重要
うつ病:抗うつ薬が有効
適応障害:休養や社会調整が有効
間違えられやすい疾患、発達障害
早稲田メンタルクリニック院長として働く、現役精神科医益田裕介があなたの疑問に答えます!
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