庚申塔を調べる事に合わせて、二十二夜待塔を探した。
二十二夜待塔は女人講中である。
男尊女卑の江戸時代において、女性の方々の数少ない息抜きの場を提供していたと
推測している。
安産を祈る事を第一目標とする信仰なので、若い女性が中心の講中であると思われる。
ネット等で検索しても情報量が少ない。
八和田地区には、合計8つの村が合併してできた地域である。
中爪・横田（上横田下横田）・奈良梨・能増・高見・伊勢根・高谷・西古里
である。
従って二十二夜待塔は、各地区毎に合計8基存在すると推測していた。
結果的には
中爪・伊勢根・高見の3地区で二十二夜待塔が確認された。
その他は元々無いのか、処分されたのか、今回探せなかったのか　？
探す手段は
①ネット検索
②庚申塔の周辺の検索
③各地区に必ず存在する寺院の周辺を探す
の方法しか今のところは思いつかない。
①と②の方法では、これ以上、探せない。
③について
中爪地区の普光寺山門脇に存在した。
上横田地区の輪禅寺には見当たらない。
いつか、そのうち、他の地区の寺を探して見よう。
＜以上＞