「基本はY-B/M-Gしか触らない」というのはRGBとCYMという各々色相環上で120度の関係性を持った色を基本とした場合の話ですが、デジタルでの色調整ですと基準が少し違います。 例えばLightroomやPhotoshopに実装されている"CameraRaw"では、【色温度（A-B（Amber-Blue）軸）】と【色被り補正（M-G軸）】が用いられます。 A-B軸は動画内の色相環ですと3番と13番、つまりY-B軸の1つ隣りの組み合わせになります。 A-B軸はM-G軸と完全な直角（90度）で交わりグラフのX軸Y軸の関係と同じになるため、Y-B/M-Gの組み合わせよりもより単純かつ正確な調整を可能とします。 試しにM-G軸とA-B軸を各々結んだ直行座標（A-B軸を垂直＝Y軸相当、M-G軸を水平＝X軸相当）を作って頂くと、【色温度（A-B（Amber-Blue）軸）】と【色被り補正（M-G軸）】の単純なプラス・マイナスだけで色相環のどの色にでも調整可能なことが分かりやすく説明出来るかと思います。 ご一考頂ければ幸いです。

本を読んでも何に使える事かイメージが沸かず読み流しちゃう事も渡部さんの動画だともっと知りたい使いたいと思わせてくれます。ありがとうございます!

最初の色相環が個人的には判り易かったです。