【山の様子】
〇山を選ぶ
前々から行ってみたかった十方山。今日はYさんと一緒に行ってみることにする。ここのところ天気も良く、山名は山頂からは十方が見渡せるから十方山と命名されたらしく展望も楽しみだ。
〇駐車場
二軒小屋の駐車場を登山拠点にする。ここは数十台～数百台は駐車可能だろうか。スキーシーズンにはここからシャトルバスで恐羅漢スキー場まで上がるらしい。
〇林道
まずは横川川に沿って林道を登る。しばらく舗装路だが、この先は工事中で車では登れないようだ。途中崩落個所や工事中の場所があるが、歩いて進む分には全く問題ない。
舗装路が終わると落ち葉でカバーされた道に出る。紅葉もいい感じで心地よく歩ける道だ。
〇獅子ヶ谷登山口
駐車場から30分ほどで登山口に到着する。ここからは今日登る水越新道、沢沿いの獅子ヶ谷ルート、そして旧羅漢山につながるルートが分岐する。
〇水越新道
ここからは本格的に登山道となる。尾根に沿って登り、平たんな道を行き、倒木をまたぎ木をつかんでよっこいしょと登ったり。いろいろな場面があり、飽きることはない。高度が上がるにつれ、木々の葉が少なくなり、振り返ると恐羅漢山が見えるようになる。
山頂に近くなると急登になるが、それほど長い距離ではないし山頂は間近なのでそんなにきつさを感じない。
〇山頂
急登を登り切り、平たんな道に出るともうそこは山頂エリアだ。しばらく進むと小さな看板が出てくる。「十方山1328m」と書かれている。ここが十方山の最高地点だ。他に何もないのでスルーして三角点と展望のある1318m地点を目指す。
それにしても良い天気で、日差しはポカポカし空は青い。最高のコンディションだ。両側に刈られた笹の道に出る。ここ一帯には背の高い木は少なく、空の広さが目の前に迫ってくる感じがいい。青い空をバックに紅葉や一本だけすっと伸びたもみの木も面白い絵だ。
山頂標識が見えるといよいよ山頂だ。360度パノラマの景色が大迫力だ。今日は天気も良く、瀬戸内海までよく見える。
〇山メシ
さて、今日の山メシは袋ラーメンの定番「サッポロ一番みそラーメン」だ。これを山で食べたくて、袋ラーメンにフィットするメスティンを購入したようなものだ。
さらにこれにコーン、チャーシュー、バター、乾燥キャベツ、ゆで卵をトッピングして豪華に頂く。
山の上のラーメンの最高にうまいことよ。
〇奥三ツ倉、前三ツ倉、丸子頭
ここからは主尾根に沿って歩く。笹はきれいに刈ってあり、アップダウンも緩やかで快適な縦走路だ。まず最初の鞍部は急な斜面になっており、木製の風情のあるハシゴがかけられている。そこから登り返すと奥三ツ倉に着く。木々越しに先ほどまで居た十方山山頂が見える。それ以外には特に何もないピークだ。
ここから下り登ると前三ツ倉、そしてその後はほぼ平坦な快適な道が続く。途中正面に深入山を見る展望ポイントもある。とにかく心地よい道だ。
少しだけ登り返すと丸子頭への標識が現れる。左折してそちらに向かう。が、特に何もない。分岐まで引き返し、そこからは下り道の傾斜がついてくる。
〇藤本新道
下り道が一息つけば藤本新道分れに出る。ここからまっすぐ行くと内黒峠だが、今回は左折して藤本新道を下ることにする。徐々に下りの斜度が強くなり、ひたすら下る道となる。
この道を登りに選ばなくてよかった。本当にひたすら下り、久々に膝にこたえた感じがする。
沢の音や車の音が聞こえるようになると下山はもうすぐだ。舗装路におりて15分ほど歩くと登山拠点の二軒小屋の駐車場に到着する。
【BGM】
dova-s.jp/bgm/...
新しい朝、風に乗って
written by 蒲鉾さちこ
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雑踏と打鍵のリズム
written by roku
dova-s.jp/bgm/...
やってみよう！
written by ゆうきわたる
dova-s.jp/bgm/...
心をこめて
written by のる
【chapter】
0:00
1:12 駐車場
1:34 獅子ヶ谷登山口
2:43 十方山最高点
3:29 十方山山頂
3:44 山メシ
5:12 下山
5:37 奥三ツ倉
6:23 丸子頭
6:56 藤本新道