Рет қаралды 1,872
落ち込みなどの強いうつ症状が続く脳の不調「うつ病」。こころの症状の他思考力などの脳の機能や体の症状が目立つこともあり、様々な症状が生じることがあります。
「映像で見るうつ病の主な症状9つ」を2.5分でまとめています。
監修:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
こころ診療所吉祥寺駅前 kokoro-kichijoji.com
府中こころ診療所 fuchu-kokoro.com
チャンネル登録お願いします / こころ診療所チャンネル
↓↓内容の詳細は下記になります。
映像で見るうつ病の主な症状9つ
今回は、映像で見るうつ病の主な症状9つです。
うつ病は、落ち込みなどのうつ症状が続く脳の不調です。脳内のセロトニンが不足するなどただのストレス反応ではない脳の不調が示唆され、こころだけではなく脳の機能や体の状態の不調も出るなど、様々な症状が出てくることがあります。
診断基準DSMファイブにもあるうつ病の主な症状は、次の9つになります。
①抑うつ気分
うつ病ではストレスから離れても続く気分の落ち込みが特徴的です。悲しみや空虚感の自覚のほか、急に涙が出るなど外から見えやすい場合もあります。
②興味の減退
以前興味があったことにも興味や関心が持てず何事もつまらなく感じられるようになります。活動する意欲も減って感情もしばしば乏しくなります。
③食欲低下
食欲が減り食事もおいしく感じられなくなった結果体重もしばしば減少します。人により逆に過食と体重増加が目立つこともあります。
④不眠
うつ病では不眠が続くことが多く、不眠が続くとほかの症状も悪化しやすいため注意が必要です。人によっては逆の過眠が続くこともあります。
⑤動きや思考が遅くなる
うつ病では精神運動制止と言って、動きや考え及び反応が遅くなり、周りからはうわの空に見えることがあります。人によっては逆にイライラなどが強まります。
⑥気力の減退
うつ病では意欲や気力が減退し、すぐに疲れて倦怠感が目立ちやすくなります。何事をするのもおっくうになり、入浴や洗濯などの日常のことも時に行いにくくなります。
⑦罪悪感
実際には自分の責任ではないことまで過度に自分の責任だと思って自分を責めてしまいます。その結果自分には価値がないと感じることもあります。
⑧思考力や集中力の減退
うつ病では脳の働き全般が不調になり、思考力や集中力及び判断力が減退します。仕事のみならず買い物などでも物事が決められなくなり生活に大きく影響します。
⑨極端な考え
うつ病では否定的な考えが強くなってくる結果、いなくなりたいなどの極端な考えにとらわれることがあります。特に考えなどが具体的になるほど注意が必要です。
不安障害では、不安発作や慢性的な不安を避けるための自己対処として、その場所などを避ける回避がしばしば行われます。
うつ病はストレス等で次第に悪化し、悪化するほど治療が難しくなる傾向があります。なるべく早い段階で気づいて早めに受診などの対策をとることが望まれます。
こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
#うつ病 #症状 #落ち込み #gen3 #精神科医
【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。