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今回は「トワイライトQ」というオムニバス形式のOVA作品の一作「迷宮物件FILE538（Mystery Article File 538）」の解説です。
押井守監督が原案・監督・脚本を手掛けた一人語りが中心の、謎が多く小難しさのあるダークでミステリアスな作品…(^^;
旅客機の謎の失踪が続いてる中、都会の外れの閑散とした埋め立て地にある、おんぼろアパートに住む親子の調査の依頼を受けた探偵。
依頼人やその理由も不明なこの仕事は調べれば調べる程謎が増えていき、妙な世界に引き込まれて行く…( ﾟДﾟ)
押井監督が体験しただろう状況や、他社から見る自身の作品の評価など自信を皮肉った内容があったり、ループする世界、魚や鳥、犬に立ち食いのプロなど、監督の作品に度々登場する題材やモチーフが登場したり、撮影した写真を加工して背景にしたり、アニメに組み合わせて怪しい世界観を演出したりとこだわりが詰まり
アニメとしては動きが少なく、主におんぼろなアパートの一室で繰り広げられ、小難しく重苦しい言い回しを組み合わせたような一人語りが中心の、監督らしいともいえる作品ですが、スタジオジブリの関係者が中心の制作陣はレベルが高く、航空機が錦鯉に変化する過程や、何気ない動きなどかなりしっかりとしてて、一見止め絵と思いながら小さな変化をつけるなど、相当レベルの高い作画も楽しめる作品^^
「天使のたまご」以降仕事を失ってた押井監督の復帰作ともいえますが、内容的にはまたしても難解で監督らしさがふんだんに…(^^;
しかしながら一見分かり易いオチに更にオチを重ねたり、現実と虚構、自身の存在に対しての疑問など、哲学的で結局どうなのか謎が多く残るややこしさなども残り賛否は大きく分かれますが、比較的好評で「押井守」要素をふんだんに堪能できるともいえる作品ですΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
#ゆっくり解説
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#機動警察パトレイバー
00:00 オープニング
01:39 都会の外れの何もない埋め立て地のおんぼろアパートが舞台
03:54 あらすじ
06:53 オムニバスOVA「トワイライトQ」の一作
08:19 現実と虚構や自身の存在の疑問など哲学的なややこしさ…
11:13 多用される押井監督らしさや自身の体験なども…??
13:50 「天使のたまご」の続き…??
15:47 作品を彩るわずかなキャラ達
18:26 意外な方も関わる声優陣
18:58 スタジオジブリ系の凄腕が集まった制作陣
21:05 撮影された写真を加工した見事な背景など
21:37 川井憲次さんが手掛けるこだわりの音楽
22:38 残念ながら打ち切りになってしまった「トワイライトQ」…