EP.12 H-D XLCR1000 【Garage Talk 】
ガレージトーク企画。今回は稀少車XLCRの魅力について語ります。お気に入りのポイントや特徴、エンジン始動までをまとめてみました。当時は全く売れずオリジナルの状態で現存する車両は世界でみてもごく僅か。Moto log予告編ではSan Pedroのコンテナ街を疾走するシーンも追加しました。カリフォルニアのツーリング名所を旧車で巡るMoto log シリーズは近日アップロード予定です。Stay tune !
車両概要
77’より約2年間のみ生産された稀少車両(総生産台数3133台)、XLCRをご紹介していきます。スポーツスターをベースに設計されたハーレー唯一無二のカフェレーサー。黒で統一されたボディーやビキニカウル、XRからフィードバックされたテールやバックステップなど。随所にレーシーさを感じる、スパルタンな一台。生産工場や地域により微妙な違いがあるガスタンクやマフラーの形状など、開発から生産販売に至っては未だ謎の多い車両です。ハーレーがXLCRを開発した目的は、アメリカ国内のバイク市場における日本車やイタリア車などのバイクに対抗するとともに、アメリカ国内の顧客にカフェレーサーのコンセプトを取り入れたスポーツバイクを提供することにありました。XLCRの開発は極秘裏におこなわれ、プロジェクトを支えたのは、 ウィリー・G・ダビッドソン、ジム・ハウバート（Jim Haubert）、ボブ・モデロ（Bob Modero）のわずか3人でした。言わずと知れたそんな一台です。
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