【もんすけ調査隊　アタック！】
【調査員】
「お疲れ様です〜」
【依頼人】
「よろしくお願いします」
今回は、今日ドキの番組スタッフからの依頼。
依頼人（今日ドキッ！スタッフ・３０代）
「南１西１１の交差点なんですが
　車によって曲がり方が違うんです
　どんな曲がり方が正しいのか
　調査してほしいです。」
なにーっ！？
車によって曲がり方が違うだって？
それは、危ない交差点じゃないか！
調査員は、さっそく依頼人とともに現場へ向かった。
その場所とは札幌プリンスホテルのほど近く。
“南１条通”と“石山通り”が交わる、
交通量の多い、大きな交差点だ。
ここは片側１車線と３車線の道が交差するのに加え
“市電”まで通る。
右折する際には、かなり注意が必要だ。
【依頼人：今日ドキッ！スタッフ　竹村絵里菜】
「ここの南1条通よく通るんですけど、
　ここ真っすぐ通って行って右折して
　石山通に入るんですが、
　向こう側から対向車がきて
　お互いに右折するってなったとき、
　車によっては内回りになって曲がるときと
　外回りになって回るときもあって
　どっちが正しいのかすごく戸惑うんですよね」
ちなみに、内回りとは交差点の中心の内側を“通る”こと。
対して外回りは交差点の中心の“外側”を通る。
ここだけの話、竹村は、番組スタッフの中でも
クルマの運転が苦手なタイプ。
しっかりルールを理解しなければ大変だ！
では、状況を整理してみよう。
“南１条通”から“石山通”に入る場合、
まず、右折待ちのために交差点内で一旦停車。
このとき、交差点の手前側で待つ車もいれば、
中央寄りで待つ車もいる。
そうなると…
“内回り”で右折するときもあれば…
今度は“外回り”。
時には内回りと外回りが、
混在しているケースも。
【調査員】
「これとか今もう内側外側ぐちゃぐちゃになってますね」
場所によっては、
内回り・外回りを示す標示がある場合も。
しかし、この交差点には…何も書かれていない。
プロのドライバーも“ここは難しい”と胸の内を明かす。
【大和交通　谷村卓哉さん】
「市電に注意しなきゃいけない、
　対向車に注意しなきゃいけない、
　いちばん注意しなきゃいけないのは歩行者ですよね。」
「数が多ければ多いほど考えることが増えるんで
　手前から減速して様子を見るのがプロの運転かなと思う。」
そして、この取材中にも…
【大和交通　谷村卓哉さん】
「あの人があそこに止まっちゃうと右折できない。」
「迷ってますよ、あの人も。」
【調査員】
「ちょっと戻りましたね。」
なんと！
右折待ちをする場所がわからないのか、
交差点内でバックをしたのだ。
さらに！
【大和交通　谷村卓哉さん】
「奥の車もどうしていいのか
　分かんなくなっちゃってる。」
「危なかったですね。」
【調査員】
「危ないですね」
難易度マックスのこの交差点。
右折の正しい方法とは？
【もんすけ調査隊　アタック！】
札幌の右折がとても難しい交差点。
札幌プリンスホテルのすぐ近く、
石山通と南１条通が交わるこの場所だ。
“内回り”で右折をする車がいれば。
“外回り”で右折をする車もいたり。、
ドライバーによって、曲がり方がバラバラなのだ。
一体、どれが正しい右折の方法なのか。
現場に最も近い自動車学校で聞いた。
【桑園自動車学校　阿部満美さん】
「交差点の通過方法としまして、
　右折の場合、交差点の中心の
　すぐ内側を徐行して通行しましょう
　ということになってますので
　内回りで通るのが正しい方法になると思います。」
なんと！
あの交差点は特に規制がないため
内回りが正解だという。
道警によると
この交差点で、仮に“外回り”をした場合、
『交差点右左折法違反』にあたる。
違反点数は１点、
反則金は普通車の場合４，０００円だ。
【桑園自動車学校　阿部 満美さん】
「1台が外回りをしちゃうと
　心理的にこれが正しい方法って
　思ってしまう可能性もあると思う。」
「つられるのではなくもしも1台行ったとしても、
　外回りだおかしいなと
　内回りなんだなと言うことを考えて
　いったんここで止まる。」
「一人一人止まる位置っていうのを
　意識してもらうだけで
　外回りって言うのは回避できるのかなと思う。」