【山の様子】
〇山を選ぶ
いつも日曜日に山に登るが、日曜日は子供の運動会、そして土曜日の今日は出校日。数日前から睡眠時間や仕事の量を調整し、体調を整えて土曜日に登ることにする。
いつもは平日にがーッと仕事をして土曜日は昏々と眠る生活をしているが、たまには違ったリズムを取り入れるのもいい。
昼には用事も入っているので、ササっと登って帰れる山ということで、近くの足摺山に決めた。
〇駐車場
駐車場はいつもの通り、猿屋の滝へ。ここから開作集落に歩いて向かう。途中で尾根を見上げると、これから向かう岩尾根と石仏の形が見える（調子が良ければ2.0、老眼はじまってます）。
〇登山口から尾根出合い
登山口の防獣ゲートを開けて進む。すこしだけ草ボーボーの道だ。すぐに林に入れば下草はなくなる。が、倒木がガレが多く、荒れ感は否めない感じだ。
谷筋から右のほうに進路を変えると祠を見て岩場になる。苔むした岩がいい雰囲気だ。その後はまっすぐ直登となる。
直登がしばらく続いたあと、つづら折れが始まると尾根道は間近だ。4回ほどつづら折れを繰り返すと尾根道との出合いになる。今日は時間も限られているので、山頂は踏まず岩尾根に進む。
〇岩尾根
尾根道出合いから数十mで岩尾根に出る。林からパッと景色が開ける。高度感はそれほどでもないが、切り立った岩尾根が絶景だ。
そしてその絶景をさらに彩るのは石仏だ。聞いた話では36体ものいろいろな石仏が尾根に沿って並んでいる。
僕は高いところが苦手で、ここは3回目なのだが、いまだに立って歩けない。四つ這いで一番怖いエリアをやり過ごす。
その後も岩尾根は続くが、ややなだらかで恐怖感もそれほどでもない。林と岩尾根を数回繰り返す。
〇休憩
山頂ではないところではあるが「足摺山」のプレートが掲げられた地点を過ぎると、展望のいい地点にでる。今日はここで休憩にする。
ちょうど10時、普段飲まないコーヒーを淹れる。多分数か月ぶりだ。山の上でのコーヒータイム、体に染み渡るようで美味しかった。
〇下山
そのまま下山する。所々小枝系のヤブがありつつも、迷うようなところはないだろう。
尾根の最後のポイントだけは注意が必要だ。正規のルート？はここで右に進むのだが、まっすぐ進んでも道があり、ピンクのテープもついている。
おそらくこのまま進んでも下山できるのだろうが、以前迷ったので今回は注意深くいくことにする。
激下りが終わると平坦な道に出る。作業道に合流し、もはや字が読めない道標に出合う。
ここは左側に行き、竹林を歩き道なりに進むと広い林道に出る。ここからは集落に向かう林道だ。
お地蔵さんを左に見て防獣ゲートを開け、集落に出る。
〇おわりに
以前登った時にこの地の方に聞いた話だが、往時はこの尾根で祭りが行われ、多くの人々でにぎわっていたそうだ。そして尾根で出会った石仏は、いろいろな方々が奉納により、この地の彫り師さんが作られたされたそうだ。
過疎が進み、登る人が少なくなっていると聞く。この辺りには珍しい岩尾根が体験できるルート、大切にしたいですね。整備など協力できることがあればやりますよ＾＾
【BGM】
dova-s.jp/bgm/...
こいごころ written by もっぴーさうんど
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Lazy Afternoon written by 秦暁
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Holy Mountain written by SHUNTA
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日記帳 written by のる
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晴れの日 written by カピバラっ子
【chapter】
0:00
1:28 駐車地
1:58 登山口
3:27 岩尾根
5:47 コーヒータイム
6:45 下山